
部下を持ったら身につけたい! リーダーのためのコーチングがイチからわかる本
あべき 光司
すばる舎 / 2024-10-29
この本について
部下と1対1で向き合う場面って、思った以上に自分の癖が出ますよね。相手の話を聞いているつもりなのに、内心では「次に何を言おう」と考えてしまったり、気づけば自分のテクニカルスキルで解決しようと動いてしまったり。その結果、部下の表情がどこか曇っていく感じがして、でも理由がつかめない……そんなモヤモヤを抱えたまま管理職を続けている人は多いと思います。 この本は、そうした「聞けているつもり問題」や「自分が動いたほうが早い罠」に気づかせてくれます。たとえば、相手が話す目的の半分は“自分の考えを知るため”だという視点は、1on1の姿勢を大きく変えてくれますし、部下が8割話すくらいでちょうどいいという感覚も、実際にやってみると腹落ちします。また、人は見たいように見てしまうという前提を知っているだけで、会話での解釈ミスがぐっと減ります。「聞く」はスキルというより、関わり方そのものなんだと感じました。 さらに、マネジメントの段階によって必要な知識が変わるという話も現実的で、テクニカルに頼りすぎて苦しくなっている人には特に刺さると思います。実務を自分で抱え込むほど、チームが育たない理由がすっと整理されます。 部下との会話がぎこちなく感じるとき、あるいは“ちゃんと向き合えているのか不安”なときに読みたい一冊です。特に「自分のやり方が正しいのか確信が持てないままマネジメントしている人」に届けばいいなと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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