
13歳のきみと、戦国時代の「戦」の話をしよう。 (幻冬舎単行本)
房野史典
累計読者数3
平均ハイライト数 25件/人
star総合評価 51/100
start序盤集中型
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この本について
歴史って好きなはずなのに、いざ戦国時代になると「結局だれが何と戦ってたんだっけ…?」みたいな混乱が出てきませんか。いろんな勢力が入り乱れていて、教科書の説明だけだとつながりが見えず、結局ふわっと理解のまま終わる。僕もずっとそのあたりが苦手でした。 この本が面白いのは、戦国時代を“いきなり天下統一の物語”として語るんじゃなくて、その前の「なぜ戦国の扉が開いたのか」まで下がって説明してくれるところです。読者が抜粋しているのも、応仁の乱や明応の政変みたいな“最初の大もめ事件”や、守護大名・守護代・国衆がどう戦国大名に進化していったか、という部分が多いんですよね。つまり、みんな「戦国の構造そのもの」をちゃんと理解したいけど、これまで腑に落ちていなかったんだと思います。 実際読んでみると、信長の桶狭間も家康の長篠も、点ではなく線としてつながってきます。たとえば「実は長篠は家康と武田の領地争いだった」という話は、歴史の“主役の入れ替わり”がどう起きたかをリアルに想像させてくれるし、「身分関係なくのし上がれる乱世」という視点は、現代のキャリア迷子にもどこか通じるところがあります。 戦国を基礎からつかみ直したい人、あるいは“勝ち方だけじゃなく負け方もちゃんと知りたい人”には、かなり刺さる一冊だと思います。
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