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この子はこの子のままでいいと思える本

この子はこの子のままでいいと思える本

佐々木 正美

主婦の友社 / 2020-07-02

累計読者数15
平均ハイライト数 10.5件/人
推定読了時間 約3時間2分
star総合評価 54/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 35%

この本について

子どものことで悩んでいると、つい「今よりもう少しうまくできるように」「苦手を減らしてあげたい」と思ってしまいますよね。頭ではわかっていても、親としての不安が勝って、つい口や手が先に動く。その結果、子どもとの距離だけがじわっと広がっていく感じ…僕自身も何度も経験しました。 この本が効いたのは、「子どもをどう変えるか」ではなく、「自分の見方をどう緩めるか」を丁寧に示してくれたところです。たとえば、予告やフォローがうまくいかないとき、それが“親の望む展開に誘導しようとしているだけでは?”と問い返されるような感覚があって、ドキッとしました。また、子どもの特性が“軽くなる”ことを期待するのではなく、「この子がこの子のまま幸せに暮らせる方向」を一緒に探すという視点は、肩の力が抜けると同時に、自分の関わり方を見直すきっかけになりました。さらに、子どもの長所を見る前に、まず自分自身の長所を静かに確認するという提案は、意外とできていない盲点でもあります。 子育てに正解を求めてしんどくなりがちな人、あるいは“いい親であろうとするほど苦しくなるタイプ”の人には特に刺さると思います。完璧な解決策というより、日常の関わり方が少しだけ柔らかくなる本です。僕もこの本に助けられた一人なので、必要な人にそっと届けばいいなと思っています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「いい子だから、かわいがるのではありません。かわいがられるから、いい子になるのです」。 人間関係が失われ、孤独な親が増えたこの時代に、幸せな親子を増やしていきたい……。2017年に逝去された、児童精神科医・佐々木正美先生がいちばん伝えたかったことを、お母さんたちの悩み相談に答えながら届けます。 ■内容 1章:「お母さん」が重い 2章:しつけって難しい 3章:親子バトルから抜け出したい 4章:子どもを伸ばす親になるには? 5章:思春期になる前に 6章:父親の役割ってなんですか? 佐々木 正美(ササキマサミ):1935年群馬県前橋市生まれ。新潟大学医学部医学科に編入学し、66年同校を卒業。その後、東京大学で精神医学を学び、同愛記念病院に勤務。70〜71年にブリティッシュ・コロンビア大学に留学、児童精神医学の臨床訓練を受ける。帰国後は、国立秩父学園、東京大学医学部精神科に勤務後、小児療育相談センター(横浜市)、横浜市南部地域療育センターで児童臨床医として地域ケアに力をそそぐ、その間、東京大学医学部精神科講師、東京女子医科大学小児科講師、お茶の水女子大学児童学科講師などを務める。 川崎医療福祉大学特任教授(岡山県)、ノールカロライナ大学非常勤教授、横浜市総合リハビリテーションセンター参与などを歴任。長年にわたり自閉症とその家族を支援する療育方法の実践と普及に努めてきた功績で、2001年「糸賀一雄記念賞」、04年「保健文化賞」、「朝日社会福祉賞」受賞。著書に『子どもへのまなざし』(福音館書店)など多数。2017年没後も、そのメッセージは多くの親たちを励まし続けている。
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