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[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき (PHP文庫)

[新訳]フランス革命の省察 「保守主義の父」かく語りき (PHP文庫)

エドマンド・バーク and 佐藤 健志

PHP研究所 / 2020-12-01

累計読者数6
平均ハイライト数 27件/人
推定読了時間 約3時間35分
star総合評価 61/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 18%

この本について

最近、社会の変化にどう向き合えばいいのか分からなくなる瞬間が多くないでしょうか。改革すべきと言われれば納得もするけれど、一気に方針が変わると逆に不安になる。自分が遅れているのか、世の中が急ぎすぎなのか、その判断すらつかなくなる時があります。僕自身も、仕事でも政治でも「結局どっちが正しいんだろう」と立ち止まってばかりでした。 バークの『フランス革命の省察』は、そんな迷いに対して「急に全部変えようとすると、だいたい人間はついていけない」という視点をくれます。理性や理想を信じすぎると、現実とのギャップで混乱が起きる。その流れが、革命から恐怖政治にまでつながっていく様子を淡々と描く一方で、「時間をかけて変えることの価値」や「人の限界を前提にしたほうがむしろ社会は安定する」という考え方も示してくれます。読んでいると、自分が焦っていた理由が少し見えてくるんですよね。 また、「急進的改革は成功しているかどうかの判断が狂いやすい」という指摘は、現代の政策や組織の変化にそのまま重なります。うまくいってほしい気持ちが強いほど、冷静さを失う。これは革命に限らず、僕らの日常でもよくある話だと思います。 社会のスピード感に疲れている人や、「変えたい」と「変わりすぎて怖い」の間で揺れている人には、特に刺さる一冊です。自分の歩くペースを取り戻すための、静かなヒントが詰まっています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

変革栄えて、国滅ぶ。これは230年前に書かれた「現代日本の省察」だ! 18世紀、自由と秩序のバランスを求めて、華麗な弁舌をふるったイギリスの政治家・文人エドマンド・バーク。保守主義のバイブルと呼ばれる代表作について、刊行当時のインパクトを甦らせるべく、最先端・最高峰の名訳で再構成。理想社会の建設を謳ったフランス革命は、以後のあらゆる変革の原型となった。だが高邁な理念は、凄惨な現実と背中合わせだった! 「自由なら何でも良いのか?」「茶番を続ける国民議会」「すべてを変えるのは無能の証拠」「地方は没落、得するのは都市のみ」「『愛国』税制の浅ましさ」「この革命は、とんでもない疫病かもしれない」——三色旗の向こうに、混乱を重ねる日本の姿が見えてくる。文庫化にあたっては、話題の現代貨幣理論(MMT)とフランス革命との関連も詳しく解明、いっそう画期的な内容となった。気鋭の評論家・中野剛志氏による解説も必読。 【PHP研究所】
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