
保守の本懐 (扶桑社BOOKS)
上念 司
扶桑社 / 2025-03-02
累計読者数5
平均ハイライト数 33件/人
推定読了時間 約2時間38分
star総合評価 73/100
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この本について
社会の変化について考えるとき、「急に全部変えた方がいいのか、それとも今あるものを大事にした方がいいのか」という迷いって、けっこうつきまといます。自分の判断が極端に寄っていないか、不安になる瞬間もありますよね。僕も同じで、歴史を見ても現在のニュースを見ても、どこまで変えるべきでどこから守るべきなのか判断に迷うことが多いです。 この本は、そういう曖昧な迷いに対して“視点の置きどころ”を静かに教えてくれました。革命のような急激な変化がなぜ不安定を生みやすいのか、逆にイギリスの名誉革命のように流血なく制度を更新できたのはなぜか、といった具体例が多いので、抽象論ではなく「現実にどう作用するのか」という理解につながります。また、保守と右翼が混同されがちな理由や、自由主義と保守主義の親和性といった誤解しやすいポイントを丁寧に整理してくれるので、自分の考えの位置を一度落ち着いて見直すきっかけになります。さらに、日本が抱えてきた“根本問題だけに執着する癖”という指摘も、自分の日常にも思い当たる節があって少しドキッとしました。 極端な意見に振り回されやすい今の環境で、一歩引いてものごとの連続性を見る目を持ちたい人に刺さる一冊だと思います。
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出版社による紹介
********************************************************** 共産主義(左翼)や復古主義(右翼)との闘い、 エドマンド・バークのフランス革命批判、 「万世一系」の象徴である天皇の護持、 自由民主党の結党……“保守本流”のすべてがわかる一冊! ********************************************************** <著書累計100万部> <YouTube登録者数64万人> 伝統と歴史を尊重しつつ、 漸進的な改革は肯定する思想――。 日本においては神話の時代から続く万世一系の天皇と民の 関係、神道などに代表される独特の死生観など存在が、 歴史を通じた国民統合の象徴として重要視されます。 保守思想においては、このような伝統が単なる過去の遺物 ではなく、現代社会の安定の基盤ととらえる点がとても 重要です。(本書より) ---------------------------------------------------------------- <目次> 第1章 保守思想とは何か? 第2章 フランス革命批判から生まれた保守思想 第3章 日本の保守思想の源流 第4章 日本における保守思想の敗北と復活 第5章 戦後、保守自由主義は何と戦ったのか? 第6章 令和の今、保守思想は何と戦っているのか? ----------------------------------------------------------------
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