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禍いの科学 正義が愚行に変わるとき

禍いの科学 正義が愚行に変わるとき

ポール・A・オフィット, 関谷 冬華, and 大沢 基保

日経ナショナル ジオグラフィック / 2020-11-20

累計読者数3
平均ハイライト数 13件/人
推定読了時間 約4時間12分
star総合評価 59/100
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この本について

科学や医療の話題って、専門家の意見も分かれるし、ニュースも断片的で、どの情報を信用すればいいのか迷うことが多いですよね。自分でも調べてみるものの、「本当に正しいのはどれなんだろう…」というモヤモヤが消えないまま時間だけが過ぎていく、そんな感覚が続く時があります。 『禍いの科学』は、そのモヤモヤに対して「すぐに答えを与える本」ではありません。でも、判断のときにどこを見るべきか、どんな落とし穴に自分がハマりやすいのかを、実例を通して静かに教えてくれます。たとえば、ワクチンや遺伝子組み換え作物のように、感情や風潮が先行しがちなテーマでも、データという足場をどう確かめるかが描かれていて、話題ごとの賛否とはまた別の角度で読み進められます。また、時代の空気に引っ張られて誤った方向に進んでしまった科学者たちの話は、「自分も同じようになり得る」という現実感があって、判断に時間をかけることの大切さに気づかされます。 情報に触れる量が増えれば増えるほど不安になるタイプの人には、とても相性がいい本だと思います。結局、何を信じるかではなく、どう確かめるかを自分の中に育てるための一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

誰もが良いことをしているつもりだった。いったいどこで間違えたのか? 新たな科学の発想や発明が致命的な禍いをもたらすことがある。 十分な検証がなされず科学の名に値しないまま世に出てしまったものはもちろん、科学としては輝かしい着想や発明であったにもかかわらず、人々を不幸に陥れることがあるのだ。 過ちを犯してしまった科学が「なぜ」「どのような」経緯をたどってそこに至ったのかを、詳しくわかりやすい物語として紹介する、迫真の科学ドキュメンタリー。
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