
AI時代に自分の才能を伸ばすということ
大黒 達也
株式会社朝日新聞出版 / 2021-04-20
累計読者数4
平均ハイライト数 23.5件/人
推定読了時間 約2時間38分
star総合評価 61/100
trending_up後半加速型
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この本について
仕事でも学びでも、「自分って結局“平均”に寄せにいってしまうな…」と感じる瞬間がありませんか。新しいことをやろうとしても、結果が読めるほうに逃げてしまうとか、創造的に振る舞いたいのに、無意識に安全なパターンに戻ってしまうとか。僕もよくあります。 この本がおもしろいのは、こういう“戻ってしまう力”も、“はみ出したい力”も、どちらも脳の統計学習という仕組みから説明してくれるところです。無意識の予測に頼りすぎると個性は薄まるし、かといってまったく予測できない世界に飛び込むと続かない。じゃあどうするか、というと「微妙なズレを自分で生み出せる状態」をつくる、という視点が示されていて、これがじわっと効きます。知識のインプットだけでなく、一度問題から離れる“あたため期”を意図的につくる話も、自分の学びのクセを振り返るきっかけになりました。 読みながら、「個性は突然生まれるものじゃなくて、意味記憶とエピソード記憶のせめぎ合いから育つんだ」という説明に妙に納得しました。完璧に演奏できたその先に“ゆらぎ”が宿る、という例えは、仕事にも創作にもそのまま当てはまる気がします。 平均に合わせすぎて息苦しさを感じている人、あるいは創造性を“スキル”としてではなく“仕組み”から理解したい人には刺さると思います。
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多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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出版社による紹介
著者はオックスフォード大、マックスプランク研究所、ケンブリッジ大をへて、現在、東大ニューロインテリジェンス国際研究機構の脳神経科学者。AI時代こそ、人間的な「創造性」「美意識」に着目される理由、伸ばし方を書く。
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