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実践 シナリオ・プランニング

実践 シナリオ・プランニング

新井宏征

日本能率協会マネジメントセンター / 2021-05-29

累計読者数6
平均ハイライト数 21.3件/人
推定読了時間 約6時間23分
star総合評価 56/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 47%

この本について

「先のことを考えなきゃいけないのは分かってるのに、正直“どこまでが自分の想像の限界なのか”すら分からない」。仕事で未来の計画を立てるたび、そんなモヤモヤがつきまとっていました。長期戦略をつくれと言われても、目の前の変化が激しすぎて足元が落ち着かない。そういうときに出会ったのが『実践 シナリオ・プランニング』でした。 この本がよかったのは、未来を「遠いもの」として扱わず、今の自分たちにとってどこまでが不確実なのかをまず確かめるところから始める点です。複数シナリオを作って終わり、ではなく、それを組織でどう読み、どう対話するかまで踏み込んでいるのも珍しいと思いました。特に、内省を伴ったくり返しや、枠組みの見直しをセットで行うプロセスが、単なる“未来予想ゲーム”にならないよう支えてくれます。 読んでいて感じたのは、未来を当てにいく本ではなく、「曖昧さの中でどう判断するか」を鍛える本だということです。外部環境の変化に翻弄されそうなとき、いったん立ち止まって“自分たちの前提がどこにあるのか”を見直す作業は、チームでも個人でもかなり効きました。 不確実さの中で働くのが当たり前になった今、「未来の話になると急に黙ってしまう人」に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

――見えない未来は、描き出せ!―― 組織・チームに「戦略的対話」を促す SDGs・Dx・新事業開発・地域活性・組織変革・社会課題…… ~あらゆる組織の「パーパス」「戦略」が動き出す~ ○「シナリオ・プランニング」とは? 将来における「不確実な可能性」を考える手法。そうして考えた結果をインプットとして、不確実な未来の可能性に備える対応策を検討していく。 このステップをくり返すことで、未来の捉え方をアップデートし続けていく。 ○「シナリオ・プランニング」に取り組むメリット ・先の見えない時代においても、さまざまな視野・視点で自組織の取り組みを検討できるようになる ・「変化の可能性」を先取りして動くことができるようになる ・組織やチーム内に「戦略的対話」を行う土壌が生まれる 「VUCA」と呼ばれる時代において、組織活動を続けていくことが、ますます難しくなってきています。 こうした不透明な時代に、私たちは、一体どうすればいいのでしょうか。 予測し得ないような変化が次々に起こる中で、日々、刻々と変わる状況をつぶさに観察し、即座に対応していくのが良いのでしょうか。 それとも、先が見えない時代だからこそ刻々と変わる状況を観察するよりも、楽観的な希望を抱くべきであり、それに向けて脇目も振らずに邁進していくのが良いのでしょうか。 本書が取り扱う「シナリオ・プランニング」は、これらのどちらでもない「組織活動」を提案していきます。 「シナリオ・プランニング」とは、組織や個人が未来を見据え、不確実性をチャンス・機会に変えていくための思考法。 シナリオ・プランニングを活用し、自分たちの「シナリオ」を作成することで、過度に悲観的な予測に立って不安に飲み込まれることも、将来の可能性を過度に楽観視することもなく、「健全な危機感」をもって未来を捉え、将来に対する備えをしていくことができるようになります。 これまでの前提を大きく変えてしまうような出来事が起こり続ける中で、変化に翻弄されずに、自分たちのパーパス(存在意義)を実現するためには一体何をすればいいのか ――混迷する時代を生き抜くスキルとして 「未来を描き出す技術」=「シナリオ・プランニング」 を、組織において実践するための方法を解説するのが本書の目的です。 シナリオ・プランニングの理論的な理解はもちろんのこと、シナリオ・プランニングの「実践」をあらゆる組織で無理なく進めていくための方法論、さらには、シナリオ・プランニングの「実践」をもとに、人と組織の成長を促すヒントを解き明かします。 【目次】 ~第1部 シナリオ・プランニングを理解する~ 第1章 不確実な時代の未来の創り方 第2章 シナリオ・プランニングの概要 ~第2部 シナリオ・プランニングを実践する~ 第3章 実践準備:シナリオを読む 第4章 実践①:未来創造ダイアローグ(シナリオを読み、対話する) 第5章 実践②:未来創造ダイアローグ+ 第6章 実践③:シナリオ・プランニング ~第3部 シナリオ・プランニングを活用する~ 第7章 組織や個人におけるシナリオ・プランニングの活用
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