
実践 シナリオ・プランニング
新井宏征
日本能率協会マネジメントセンター / 2021-05-29
この本について
「先のことを考えなきゃいけないのは分かってるのに、正直“どこまでが自分の想像の限界なのか”すら分からない」。仕事で未来の計画を立てるたび、そんなモヤモヤがつきまとっていました。長期戦略をつくれと言われても、目の前の変化が激しすぎて足元が落ち着かない。そういうときに出会ったのが『実践 シナリオ・プランニング』でした。 この本がよかったのは、未来を「遠いもの」として扱わず、今の自分たちにとってどこまでが不確実なのかをまず確かめるところから始める点です。複数シナリオを作って終わり、ではなく、それを組織でどう読み、どう対話するかまで踏み込んでいるのも珍しいと思いました。特に、内省を伴ったくり返しや、枠組みの見直しをセットで行うプロセスが、単なる“未来予想ゲーム”にならないよう支えてくれます。 読んでいて感じたのは、未来を当てにいく本ではなく、「曖昧さの中でどう判断するか」を鍛える本だということです。外部環境の変化に翻弄されそうなとき、いったん立ち止まって“自分たちの前提がどこにあるのか”を見直す作業は、チームでも個人でもかなり効きました。 不確実さの中で働くのが当たり前になった今、「未来の話になると急に黙ってしまう人」に特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本の後に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
シナリオ・プランニング ― 未来を描き、創造する
ウッディー・ウェイド, 野村恭彦, and 関美和

名古屋商科大学ビジネススクール ケースメソッドMBA実況中継 03 ビジネスモデル NUCB BUSINESS SCHOOL ケースメソッドMBA実況中継
小山龍介

田坂広志 人類の未来を語る~未来を予見する「12の洞察」~
田坂 広志

未来に先回りする思考法
佐藤航陽

最強のシナリオプランニング―変化に対する感度と柔軟性を高める「未来の可視化」
梅澤 高明
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要