
心理学と統計分析が最強の武器になるマーケティング戦略
村田 芳実
この本について
仕事でマーケティングに関わっていると、「結局どこを改善すれば成果につながるのか…」みたいな濁ったモヤモヤにぶつかることが多いと思います。商品は良いはずなのに選ばれないとか、施策が当たる理由も外れる理由も説明しづらいとか。僕もずっとそこを感覚で処理してしまっていて、どこか腹落ちしていませんでした。 この本は、心理学と統計の話が軸にありつつも、「人はどう判断し、どう動くのか」を具体的なシーンで示してくれるので、施策の裏付けを言語化しやすくなります。たとえば、毎年10%の顧客を失う前提でブランドをどう維持するかとか、参照点や損失回避がなぜ意思決定を左右するのかとか、サービスを含めた“知覚品質”の積み上げが収益とどうつながるのか、といったあたりは実務で手触りを持てる内容でした。数字を見るときも、P値やカイ二乗みたいな基礎が「結局どんな意味を持つのか」まで落とし込まれていて、判断の精度が一段上がる感覚があります。 マーケ施策の成功・失敗を“たまたま”で終わらせたくない人、特に「顧客の心理と数字の両方を根拠にしたい」と感じている人には刺さると思います。日々の観察や仮説が雑に感じているときに読むと、次の一手の考え方がかなり整理されます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
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