
20代をどう生きるか 楽しむための61の方法
中谷 彰宏, 田中 寛崇, and リベラル社
リベラル社 / 2021-09-17
この本について
20代って、迷うことが普通だと頭ではわかっていても、実際に迷っている自分を責めてしまうことがあると思います。失敗した日は必要以上に落ち込むし、人間関係でちょっとつまずくだけで「自分だけ不器用なんじゃないか」と不安になります。まじめに生きようとするほど、余計にぐるぐるしてしまう感じ、よくわかります。 この本は、その迷いをなくしてくれるというより、「迷っている今の自分でもいいんだ」と思える視点をくれます。たとえば、傷つきやすさは性格ではなく、単純に経験値の問題だという話。小さな失敗でも大ごとに感じてしまうのは、まだ経験数が少ないだけで、たくさん倒れていけば痛みは薄まるという考えは、自分を責める癖のある人ほど楽になります。さらに、価値観が違っても関係を切らなくていいという、人間関係の“余白”の持ち方も印象的でした。相手の言動の裏にある目的を見れば、違いそのものに振り回されなくなるという感覚は、仕事でも私生活でも効きます。 そしてもう一つ、この本が良いのは「迷走は武器になる」と言い切ってくれるところです。三日坊主になった経験すら、次に迷わなくなる材料になるという話は、積み重ねを実感しづらい20代にとってけっこう救いになります。どんな人になりたいかがぼんやりしていても、興味を持ったらとりあえずやってみる、その繰り返しで前に進めばいいという温度感がちょうどいいんです。 まじめに生きたいけど、少し息苦しさを感じている人に特に刺さると思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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