
【新装版】小室直樹の中国原論
小室直樹
累計読者数3
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star総合評価 68/100
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この本について
仕事で中国と関わるとき、「なんで話がこうも噛み合わないんだろう…」と感じる瞬間がけっこうありますよね。契約の捉え方や、法律への向き合い方、組織の動き方まで、自分の前提がまるごと通用しない感覚がある。でも原因がよくわからないままモヤモヤだけが残る。僕もずっと同じでした。 この本は、その“前提の違い”を歴史や思想のレベルまで降りて解きほぐしてくれます。たとえば、法が「権力に対抗する楯」なのか「為政者の道具」なのか、所有が「絶対的な権利」なのか「曖昧な境界」なのか。こういう概念の違いから、汚職がなぜ起きやすいのか、契約がなぜコロコロ変わるのか、企業がなぜトップダウンで動くのか、といった日常レベルの“違和感”がスッと腑に落ちていきます。 読みながら、自分がこれまで「同じ土俵で話している」と無意識に思っていたことに気づかされました。そもそも土俵が違う。だからこそ、無理に価値観を合わせるのではなく、自分の立ち位置を確認しながら距離の取り方を考える余裕が生まれる一冊です。 中国とのビジネスや文化のズレに長くモヤモヤしてきた人ほど刺さると思います。
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