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ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理 (講談社現代新書)

ほんとうの中国 日本人が知らない思考と行動原理 (講談社現代新書)

近藤大介

講談社 / 2025-08-25

累計読者数4
平均ハイライト数 21件/人
推定読了時間 約4時間37分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 13%

この本について

日中のニュースを見るたびに、「同じ出来事でも、中国人と日本人って見ている世界が違いすぎないか…?」と感じることがあります。相手の行動原理がつかめないまま仕事を進めると、驚くポイントもズレ続けて、じわじわ疲れてしまうんですよね。僕自身、北京に駐在した友人の話を聞いても、日々の感覚がまったく噛み合わない場面ばかりで、正直どこから理解すればいいのか戸惑っていました。 この本は、そういう「距離感のつかみにくさ」に対して、歴史と生活文化の両方から“地面をならしてくれる”一冊です。たとえば、中国の人が細部を気にせずまず走り始めるのは、単なる性格ではなく、日々ルールも環境も変わる「ハイリスク社会」に根づいた生存戦略だとわかる。日本では考えられないスピードで店や政策が消えたり変わったりする世界にいれば、確かに「契約=大枠」くらいでちょうどいいのかもしれない。あるいは、相互不信が強い背景が、世代を超えて積み重なった歴史にあることを知ると、表面的な態度だけ見て戸惑うことも減っていきます。 読んでみて感じたのは、「価値観が違う=わかり合えない」ではなく、「違う理由があると、見えるものが整理される」ということでした。中国とのビジネスで悩んでいる人はもちろん、単純に世界の“肌感”を広げたい人にも合うはずです。僕は、相手の行動を前より落ち着いて受け止められるようになりました。 中国という巨大な隣人の見え方を変えたい人に刺さる本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

中国人は何を考え、どう行動するのか? 日本を代表する中国ウォッチャーが鋭く答える。 中国人と日本人。なにかとすれ違う背景には、日本人が知らない中国人特有の思考と行動原理が背景にあった。 ・大陸が生み出す研ぎ澄まされたリスク感覚 ・勝者がすべてを総取りする「超」弱肉強食社会 ・日常生活は、他者との絶え間ない「闘争」 ・中国人は性悪説で考える。騙すの悪いのではなく、騙される方が悪い ・すべてにおいて「カネ」優先。お金は「自分の命」と同等かそれ以上 ・「愛社精神」「絆」は、中国人には理解できない 本書の構成 目 次 プロローグ 第一章 中国の骨格である基本原理 1・1 島に住む日本人と大陸に住む中国人 1・2 大きいものへの憧れ 1・3 大ざっぱな気質 1・4 中原の民 第二章 孤独で寂しく、不安な中国人 2・1 「孤独な中国人」と龍 2・2 ハイリスク社会 2・3 不信の「DNA」 2・4 「我」の概念 2・5 無関心社会 第三章 負け犬に同情は不要 中国残酷ものがたり 3・1 「一人勝ち」社会 3・2 即断即決のトップダウン 3・3 誰もがトップを目指す 3・4 「逃げる・かわすというDNA」 第四章 中国人は何を信じているのか 4・1 三つの口 4・2 「カネ教徒」 4・3 変形した仏教 4・4 儒教は宗教ではない 4・5 ナチュラルな道教 第五章 中国を動かす「国家の論理」 5・1 「武」の概念 5・2 皇帝制度と中国式民主 5・3 中華思想と冊封体制 5・4 漢方外交 第6章 中国人は一つではない 6・1 中華料理にみる多様性 6・2 出身地が変われば人も変わる(北方編) 6・3 出身地が変われば人も変わる(南方編) 6・4 埋めがたい世代間ギャップ 6・5 Z世代の現実 6・6 日本は中国人の「逃避地」である プロローグ 参考文献
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