
負けヒロインが多すぎる!2 (ガガガ文庫)
雨森たきび and いみぎむる
小学館 / 2021-11-23
累計読者数5
平均ハイライト数 1.4件/人
推定読了時間 約4時間14分
star総合評価 50/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 83%
この本について
人間関係って、相手の気持ちに踏み込みたいのに、どこまで踏み込んでいいのか急にわからなくなる瞬間がありますよね。励ましのつもりが余計なお世話になったり、逆に黙り込んでしまって後悔したり。強がって見える相手ほど、どこまで寄り添えばいいのか判断がむずかしい。僕自身、このあたりでよく迷います。 『負けヒロインが多すぎる!2』の抜粋を見ていると、読者が刺さっているのは、キャラ同士のやり取りに見えるようでいて、実は「人との距離感の揺れ」なんだろうなと思います。眠り続ける誰かをただ見守る無力さや、「君は彼女なんだから」と言われたときの戸惑い、責める資格なんて自分にはないと感じてしまう弱さ。こういう“言葉にしにくい感情の揺れ”が、かなり丁寧に描かれています。だから、登場人物の会話を追いながら、自分の過去のシーンがふと浮かんでくるような読み心地があるんですよね。 この作品が効くのは、無理に前向きにさせようとせず、強がりだってその人の生き方の一部として扱ってくれるところです。カラ元気をただの嘘として切り捨てない視点や、エロマンガ向きだと茶化しつつも相手を否定しない距離感。こういう“軽さと優しさの混ざり方”が妙にリアルで、読んだあとに人への接し方がほんの少しだけ変わります。 こういう、人との関係でちょっと不器用な人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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出版社による紹介
焼塩檸檬、まさかの略奪愛……!? 夏休み後半。 たまたま喫茶店でだべっていた俺と八奈見は、驚くべき光景を目にする。 焼塩と、その思い人である綾野が2人きりで会っていたのだ。 さらには、2人を尾行する綾野のカノジョ――“勝ちヒロイン”朝雲千早ともニアミスしてしまう。 「私は光希さんと焼塩さんの浮気を疑っています」 あれよあれよと巻きこまれた俺たちは、朝雲とともに真相を探ることに。 焼塩にかぎってそんなことはと思う。 でも、2人きりのときの、あの想いがにじんだ顔は――。 はやくも人気沸騰の負け確ラブコメ、待望の第2弾! ※「ガ報」付き! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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