ヨムナビ
シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書

シン・君主論 202X年、リーダーのための教科書

冨山 和彦 and 木村 尚敬

日経BP / 2022-01-07

累計読者数8
平均ハイライト数 22.1件/人
推定読了時間 約2時間46分
star総合評価 69/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 60%

この本について

仕事の判断で迷うときって、「今の自分の考えは本当に妥当なのか」「過去の成功体験をなぞってるだけじゃないか」と不安になることがあります。特に人を動かす立場になるほど、合理と情理のあいだで揺れる瞬間が増える気がします。僕自身、そこを曖昧にしたまま突っ走って後悔したことが何度もあります。 この本が面白いのは、単に「リーダーは強くあれ」とか「歴史に学べ」といった話ではなく、実際にどんな場面でどう判断がぶれるのかを、生々しい形で突いてくるところです。たとえば「最善だけでなく最悪のシナリオまで描けるか」とか、「人は外見と結果で判断する」という視点は、現場での意思決定の癖を容赦なく浮かび上がらせます。また、「愛されるより恐れられる方が統治は安定する。ただし憎まれてはいけない」という古典的な教えを、今の組織でどう扱うかという読み替えも腑に落ちました。 一言でいうと、リーダーの“心の逃げ道”を塞いでくれる本です。劇的に人が変わる魔法は書いてありませんが、判断を先送りしがちな人や、感情の扱いが苦手な人にはじわじわ効きます。新しい役割を任されて「自分なんかでいいのか」と不安になるタイプの人には特に刺さると思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

修羅場のプロフェッショナル・冨山和彦氏と 『ダークサイド・スキル』木村尚敬氏のコラボレーション! 乱世の今こそ、古典に学べ! 多くのリーダーが座右の書として挙げるマキャベリの『君主論』。 そのエッセンスを現代のビジネスに当てはめつつ、解説するのが本書だ。 きれいごとではすまされない再生・改革の修羅場を潜り抜けてきた2人が、 その経験をもとにリアルに語る。 第1部では、なぜいま君主論なのか、コロナで一変した日本企業を取り巻く状況と、 リーダーの役割の変化とを関連付けて、冨山氏が解説する。 第2部では、君主論からの重要ポイントを引用し、その意味するところを説明しながら、 実際のビジネスの現場でどのように適用すればいいのか、 木村氏が事例を使いながら紹介する。 第3部は、君主論を体現するリーダーであり、日立の再生を成功させた中西宏明氏の 改革手法について、冨山氏と木村氏が対談形式で語る。 ――マキャベリは「非連続な時代において、国を統治する君主はどうあるべきか」を論じた。それが『君主論』である。 そして「国」を「企業」に置き換えれば、そのまま現代のビジネスリーダーが直面しているテーマと重なる。すなわち「非連続な時代において、企業を統治するリーダーはどうあるべきか」である。 よって『君主論』は、現代のリーダーや次世代リーダーにとって、またとない教科書となる。その内容は500年経っても色褪せない普遍性を備えており、企業経営・組織マネジメントに携わる者にとって必読の書と言えるだろう。――「はじめに」より
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要