
人間ぎらいのマーケティング: 人と会わずに稼ぐ方法
林 直人
この本について
「頑張っているのに手応えがない」「結局どこで戦えばいいのか分からない」。独立していようが会社員だろうが、商売に関わるとこういうモヤモヤがつきまといます。特に、人と会うのが得意じゃない人ほど、“どうやって信頼を作ればいいのか”でつまずきやすいですよね。僕も同じで、目の前の数字を追いながら迷う日ばかりです。 この本が面白いのは、「人と会わずに稼ぐ」というテーマなのに、提示してくるのが地味で泥臭い作業ばかりなところです。たとえば、契約書に書いていない+αを積み重ねること。広告の1クリック単価まで細かく検証し、毎日の“草むしり”で費用対効果を上げていくこと。そして、競争相手が面倒で手を出さない場所にこそチャンスがあるという視点。読んでいて派手さはありませんが、「ああ、こういう地道さを避けてきたな」と思い当たる場面がやたら多いんです。 特に刺さったのは、☆1レビューを探して例外的な隙間を見つけにいく話。自分の得意不得意とは別に、市場の歪みを観察するだけで選択肢が増える感覚があって、視界が一段明るくなる感じがしました。人と会わないビジネスを目指すというより、「人に依存しない仕組みを作りたい人」のほうが合う本かもしれません。 派手な成功法則は出てきません。でも、ちゃんと作り込んだ商品は勝手に売れるし、雑に作ったものはどれだけ頑張っても売れない。その当たり前を正面から言われたい人にはちょうどいい一冊だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
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