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浅草キッド (講談社文庫)

浅草キッド (講談社文庫)

ビートたけし

講談社 / 2022-03-15

累計読者数5
平均ハイライト数 4件/人
推定読了時間 約3時間
star総合評価 39/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 42%

この本について

仕事でも創作でも、頑張っているはずなのに「自分のやってること、なんか薄いな…」みたいなむなしさにぶつかる時があります。形は覚えたのに、本質に触れてない感じというか。私も定期的にこの沼に落ちます。 『浅草キッド』を読むと、そのモヤモヤが少しだけ動きます。弟子時代のたけしが、師匠から「芸人は芸で笑わすんだよ」と突きつけられる場面は、自分がごまかしていた部分を静かに暴かれるようでした。小手先を捨てて“芯”に戻る感じです。また、舞台での師匠の描写には、年齢とか経験値じゃなく、積み重ねてきた生の感覚がそのまま若さとして立ち上がる瞬間があって、自分もこんなふうに仕事と向き合えているか考えさせられます。そして浅草のにおいまで自分のものになったように感じる場面は、環境にただ馴染むんじゃなく、自分の感覚でつかみにいく大切さを思い出させてくれました。 派手な成功談ではなく、迷いながらも“やるしかない日々”を生々しく描いているので、今まさに立ち止まっている人ほどじわっと効くと思います。こんな人に刺さる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

Netflixでの映像化で話題沸騰。 多くの芸人からバイブルのように読みつがれた ビートたけしの自伝的な青春小説、 待望の復刊決定! 第一章 昭和四十七年夏、浅草フランス座へ入門した 第二章 憧れの深見千三郎に弟子志願を直訴した 第三章 初舞台はオカマの役だった 第四章 進行係に昇進。役者のチャンスがやってきた 第五章 志の川亜矢という踊り子が可愛がってくれた 第六章 深見師匠の芝居の迫力にはタジタジだった 第七章 いのうえという作家志望のやつが入ってきた 第八章 深見師匠の芸人ダンディズムが気に入った 第九章 師匠のバクチ好きには泣かされた 第十章 踊り子たちのおおらかさには感動させられた 第十一章 踊り子たちと遊びに行くまではよかった 第十二章 六区名物、乞食のきよしには振りまわされた 第十三章 マーキーと名乗るヘンなやつが入ってきた 第十四章 二郎と組んで漫才デビューすることになった 第十五章 深見千三郎はオイラにとって永遠の師匠となった
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