ヨムナビ
小説家という職業 (集英社新書)

小説家という職業 (集英社新書)

森博嗣

累計読者数20
平均ハイライト数 25.9件/人
推定読了時間 約3時間59分
star総合評価 68/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 34%

この本について

創作に少しでも興味があると、「どうやったら書けるんだろう」「自分の作るものに何の価値があるんだろう」と手が止まる瞬間が多いと思います。方法論を探しても腹に落ちず、書き始めても一行目ですでに嫌になる。僕もずっとそのループにいました。 森博嗣『小説家という職業』は、その迷いを無理に解決してくれる本ではありませんが、「そもそも悩み方がズレていたかもしれない」と視点をずらしてくれます。例えば、自由だからこそ苦しいという創作の本質を淡々と語ったり、物語は“準備して書くもの”ではなく“書きながら捏造するもの”だと言い切ったり、読者の期待は最初から再現できないと突き放しつつも、その中で作家がどう立ち回るかを具体的に見せてくれます。読んでいると、小説を書くことが特別な才能ではなく、地に足のついた「仕事」として浮かび上がってくる感覚がありました。 特に、自分のウリを即答できるかという問いや、一つの句点のあとに何を書くかという視点の話は、創作以前に「自分は何を見て、何を差し出したいのか」を考え直させられます。書けないことに悩むより、まず書きながら試すしかないという姿勢にも救われました。 創作の迷路で足が止まりがちな人、あるいは“プロになる”とは何かを現実的に知りたい人に刺さる一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt

森博嗣の他の作品

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

小説家になるためにはどうすれば良いのか?小説家としてデビューするだけでなく、作品を書き続けていくためには、何が必要なのだろうか?プロの作家になるための心得とは?デビュー以来、人気作家として活躍している著者が、小説を書くということ、さらには創作をビジネスとして成立させることについて、自らの体験を踏まえつつ、わかりやすく論じる。
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要