
儲かる!米国政治学 (PHP新書)
渡瀬 裕哉
PHP研究所 / 2022-03-15
累計読者数3
平均ハイライト数 26.3件/人
推定読了時間 約2時間49分
star総合評価 58/100
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この本について
国内ニュースを追っていても、「結局アメリカの政治がどう動くかで全部ひっくり返るんだよな…」と感じることがよくあります。でも仕組みが分からないまま見ていると、ビッグテックの規制や環境政策の話題が流れてきても、どこが本質なのかつかみにくいまま終わってしまうんですよね。僕もずっとそのモヤモヤを抱えていました。 『儲かる!米国政治学』を読んで腑に落ちたのは、アメリカ政治が「誰が予算を握るか」「どの規制を強めるか」でほぼ全部が動いているという当たり前の構造でした。たとえば、読者が保存していた部分に多かったのは、ビッグテック規制や労働組合政策、環境規制など、いま企業活動に直結する領域の“力関係の変化”。この本はそこを、感情論ではなく制度のロジックで説明してくれます。大統領令がなぜ連発されるのか、予算教書がどこまで実効力を持つのか、議会のねじれが企業のリスク要因になる理由など、ニュースの裏側が線でつながる感覚がありました。 特に、民主党と共和党の規制姿勢の違いが具体的に描かれているので、「この政策が実行される可能性はどれくらい?」と自分で判断できるようになるのがありがたいところです。アマゾンやグーグルが解体論の対象になる理由や、米軍との関係にまで話が及ぶあたりは、国内記事ではなかなか届かない視点でした。 アメリカの政治ニュースをただ眺めて終わらせたくない人に刺さる一冊だと思います。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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出版社による紹介
2020年の民主党のトリプルブルー(大統領選と上下両院選の勝利)、16年の共和党トランプ当選の両方を当てた国際政治アナリストが記す最新の見取り図。「筆者の仕事の一つは、金融機関の株式・債券・為替の運用者の方々に『現在進行形で起きている or 中長期的に起き得る米国政治の事態』を解説することだ。この仕事に必要とされる知識・ノウハウは、米国政治全体の構図を理解して、そこに働く政治力学を分析して妥当な未来予測を行うことである」(本書「はじめに」)。民主党・共和党の性格の違いや予算の決め方、政府高官人事、インフラや半導体の経済・産業政策、そして戦争をめぐるスタンスを解説。さらに22年の中間選挙、24年の大統領選挙までを射程に入れ、「すでに起きている未来」を日本人に伝える。グローバル化の時代に米国の動きを知るのは、世界の現状を知ることとほぼ同義である。毎日のニュースを読み解くための「実学書」。 【PHP研究所】
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