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中東問題再考 (扶桑社BOOKS新書)

中東問題再考 (扶桑社BOOKS新書)

飯山 陽

扶桑社 / 2022-04-28

累計読者数11
平均ハイライト数 40.3件/人
推定読了時間 約4時間5分
star総合評価 74/100
menu_book精読型
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この本について

中東のニュースを見るたびに、「何が本当で、どこまでが物語なのか」が分からず、なんとなくモヤっとしてしまうことがあります。善悪の二元論で語られることが多い分、距離のある日本では背景が見えにくく、自分の判断がどこまで思い込みに乗っているのか不安になることもあります。 この本は、そういう曖昧な不安を静かにほぐしてくれました。刺さった人の抜粋を見ると、共通しているのは「日本のメディアや専門家が提示している“前提”って本当に妥当なのか」という視点に気づかされるところ。たとえば、パレスチナ=善と決めつける語りの裏に隠れている事実や、タリバンやハマスを“普通の人”として感情移入しすぎる危うさ、さらには“親日=反米”という誘導の構造など、一度立ち止まらないと気づけない論点が淡々と示されていきます。 読み終えると、「どちらが正しいか」を決める本ではなく、「なぜ自分はそう思ったのか」を考えるための材料を渡してくれる本だと分かります。距離のある地域の出来事を、他者のレトリックに乗るのではなく、自分の基準で理解したい人に向いています。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ロシアのウクライナ侵略は 中東の独裁国家・テロ組織の暴走を加速させる!! “力による現状変更”を進めるイラン、トルコ、タリバン、「イスラム国」、ハマスらのひしめく中東世界の現実を 読み解き、日本のメディアや“専門家”による従来の解説の誤りや偏向を正し本当の中東の姿を示す! 【目次】 第一章 アフガニスタン報道が隠すタリバンの本性 第二章 「イランは親日」言説が覆い隠すイランの現実 第三章 「トルコは親日」言説が覆い隠すトルコの現実 第四章 なぜイスラム諸国は中国のウイグル人迫害に声を上げないのか 第五章 「パレスチナ=善、イスラエル=悪」の先入観が隠す事実 第六章 中東問題をわかりにくくしてきた七つの原因
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