
プログラマーは世界をどう見ているのか (SB新書)
ひろゆき(西村 博之)
SBクリエイティブ / 2022-07-05
この本について
仕事の場で「なんでこんなに話が噛み合わないんだろう」とか、「効率化したいのに、どこを変えればいいのかわからない」とか、そんな小さなつまずきって意外と積み重なりますよね。自分も日々モヤモヤすることが多いのですが、この本を読んだときに、プログラマーの世界の見方がそのまま“思考の整理術”として効いてくる感覚がありました。 たとえば、何かがうまく回らないとき、つい相手の理解力や姿勢のせいにしたくなる場面があります。でも「正しく指示すれば、正しく動くはず」というプログラマー的な視点を取り入れると、自分の説明のほうに問題があるのかもしれない、と一度立ち止まれる。その一瞬だけで人間関係の摩擦が減るのは、仕事でもプライベートでもけっこう大きいです。また、漠然と「効率化したい」と考えている時も、まず“ボトルネック”を探すという発想に切り替えるだけで、全体の見え方ががらっと変わります。やみくもに頑張るのではなく、どこが詰まっているのかを冷静に観察するクセが身につくのは、プログラミング経験がなくても役に立つところでした。 さらに、この本はツリー構造やif思考みたいな考え方を、日常にどう応用できるのかが具体的で、曖昧な悩みを“分解して扱えるもの”に変えてくれる感じがあります。読んでいて「自分の悩みって、こうやって条件分岐に落とせるんだ」と気づく瞬間がいくつもありました。 プログラミングに興味がある人だけでなく、「物事をもう少しスッキリ考えたい」と感じている人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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