
「美味しい」とは何か 食からひもとく美学入門 (中公新書)
源河亨
累計読者数8
平均ハイライト数 8.8件/人
star総合評価 48/100
start序盤集中型
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この本について
食べ物について話すとき、「おいしい」「まずい」くらいの言葉しか浮かばず、自分の感じていることをうまく伝えられないな…と感じることがあります。外食のレビューを見ても、人によって評価がバラバラで、結局“センスって何なんだろう”とモヤッとしたまま終わることも多いですよね。僕もこの辺りはずっと引っかかっていました。 この本は、そのモヤモヤを感覚の仕組みからほどいてくれます。まず、「味」は舌だけじゃなく五感全部でつくられているという話が出てきて、そもそも自分が何を感じているのか把握する土台が変わります。また、評価には対象そのものの価値と、経験している自分の価値の二つがある、という視点が出てくるので、「なんで同じ料理でも人によって言うことが違うのか」が腑に落ちます。そして、言葉の厚みの話が出てきて、「こってり」と「まずい」の違いを意識できるようになると、自分の味の感じ方がちょっとだけ解像度を上げてくれる感覚がありました。 食の経験をもっと丁寧に味わいたい人や、「センスって結局どう育つの?」と思っている人には特に刺さると思います。僕自身、食べる時間が少し豊かになるきっかけをもらえました。
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出版社による紹介
美味しい、まずい、という評価はただの好き嫌い? 余計な情報があると純粋に食事を楽しめない? 食をテーマにした斬新な美学入門。
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