
うしろめたさの人類学
松村圭一郎
累計読者数5
平均ハイライト数 14件/人
推定読了時間 約3時間47分
star総合評価 57/100
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この本について
人と関わるとき、どこまで踏み込んでいいのか分からなくなる瞬間ってありませんか。目の端で困っていそうな誰かを見ながら、何もしないまま通り過ぎる。でもあとで妙な重さだけが残る。あの感覚にうまく名前がつかなかったりします。 『うしろめたさの人類学』は、その重さを「気のせい」で片付けず、ちゃんと向き合うための視点をくれる本でした。たとえば、ぼくらが「関わらない」と決めたとき、その選択自体がひとつの現実を形づくっているという指摘。自分と他人の境界を固定のものと捉えず、関係の配置が変われば感情やふるまいも変わりうる、という視点も刺さります。さらに、贈与やうしろめたさを通して、ぼくら自身が社会のかたちをつくり変える力を持っているという話は、行動の余白を見つける助けになります。 大げさな自己改革ではなく、「自分の関わり方ひとつで何が変わるか」を静かに考えたい人に向いている本だと思います。ぼく自身、他人との距離に迷ったとき、この本の視点に何度か助けられました。
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出版社による紹介
市場、国家、社会...断絶した世界が、「つながり」を取り戻す。その可能性を、「構築人類学」という新たな学問手法で追求。強固な制度のなかにスキマをつくる力は、「うしろめたさ」にある!
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