
生きたくなかった僕の殻が割れて森に抱かれた日: 今日、近所の公園でできる森林療法
枡田智 and ネドじゅん
累計読者数8
平均ハイライト数 3.6件/人
star総合評価 54/100
trending_up後半加速型
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この本について
忙しいと、頭の中でずっと何かを考えていて、景色を見ても「ちゃんと感じられていないな」と思うことがあります。疲れているのに、思考ばかりが回ってしまって休めていない感じ。僕も同じで、どこに行っても心が動かない時期が長く続きました。 この本が面白いのは、気合いや意識改革ではなく、「感覚が鈍っていると世界が平坦に見える」という前提から話が始まるところでした。思考をいじり回すより、まずは意識の状態を整えること。そのために、自然や美しいものにふれながら“左脳の過活動をいったん止める”という視点が、とても腑に落ちました。著者も、旅行が好きになれなかった理由を「臨場感がわからなかったから」と語っていて、そこから感覚を取り戻していく過程がかなり現実的です。 読むと、近所の公園でもいいから、少し静かな場所で立ち止まってみようかなという気持ちになります。壮大な自己変革ではなく、「まずは体内の感覚を取り戻すところから」でいいんだと思える本です。 最近、何を見ても心が動かなくなっている気がする人に、とても静かに刺さると思います。
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