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思考力の地図 論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方

思考力の地図 論理とひらめきを使いこなせる頭のつくり方

細谷 功

KADOKAWA / 2022-11-17

累計読者数138
平均ハイライト数 42.7件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 78/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 30%

この本について

仕事で問題を整理しているつもりなのに、気づけば「目の前の値下げ案しか出てこない」とか、「結論から考えよう」と言われても何をどう逆算すればいいのか分からないまま手が止まることってありませんか。僕もずっとそのタイプで、考えているようで実は“知っていることの範囲”だけで組み立ててしまう癖が抜けませんでした。 この本が助かったのは、思考のつまずきが性格よりも“構造の使い分け”にあると具体的に示してくれたところです。知識に寄りかかると疑う心が弱り、表面的な問題を解いてしまうリスクが上がること。逆に、具体と抽象を往復して一度視点を上げると、顧客とは直接関係なさそうな出来事や、別の業界の事例とも自然につながり始めること。さらに、原因から結果をまっすぐ予測できるわけではない世界では、論理だけでなく直観の扱い方が大事になること。このあたりが、自分の思考の盲点をようやく自覚するきっかけになりました。 特別な才能というより、前提と推論と結論を分けて考える習慣や、65点で一度区切って先に進む割り切りなど、明日から試せる動き方が多いのもありがたいところです。長い話になりがちな人や、計画を何度作り直しても腑に落ちない人には特に刺さると思います。 思い込みから距離を置きたいとき、視点の地図を描き直す感じで読める一冊でした。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

――知識とは過去に(自分自身を含む)「誰かがやったこと」や誰かがまとめて形に残したものであり、「過去の集大成」といえます。これに対して思考力は、新しいものや自分なりのもの、つまり「違うもの」を生み出すための能力であり、変化が激しい時に特に重要になるのです。(第1章より抜粋) 【目次例】 なぜ思考力が重要なのか―知的能力を構成する要素 イエスマンではもはや通用しない―思考力が足りないと? 問題解決から問題発見へ―思考力が有効になる場面 思考力とは何で構成されているのか―思考力の地図 「常識を疑う」ことから始める―疑う心 「そもそもの問題」を疑ってみる―事実と解釈 「考える」とは「上位概念でつなぐ」こと―上位概念・下位概念 「なぜ?」だけが土俵を変えることができる―「なぜ」の特性 「具体と抽象の往復」で応用範囲を広げる―抽象化思考 守りと攻めを使いこなす―論理と直観の関係 「思考のクセ」を自覚する―論理的思考力 一般則と個別の知識―演繹的推論と帰納的推論 相反する2つの世界をうまく扱う―論理と感情 圧倒的な知識と経験で決定する―直観力 「上空の視点」から考える―フレームワーク思考 「モレなくダブリなく」考える―MECE 視野の狭さを克服する―ロジックツリーの活用 まず結論から考えてみる―仮説思考 仮説は「思考のプロトタイプ」―フェルミ推定 類推で新しいアイデアに変える―アナロジー思考 問題解決は「広げて狭める」―発散思考と収束思考 思考力を鍛えるためには?―日常トレーニング 思考とは自由度を上げること―見える世界と見えない世界 ※本書は2015年9月に当社から刊行された『ロジカルシンキングを鍛える』の書名を変更し、大幅に加筆のうえで再構成・再編集したものです。
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