
TBM ITファイナンスの方法論
成塚 歩
翔泳社 / 2023-02-21
累計読者数9
平均ハイライト数 22件/人
推定読了時間 約5時間12分
star総合評価 62/100
start序盤集中型
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この本について
IT投資の話になると、結局「コストの話しかしないまま終わる」「数字はあるのに判断につながらない」というモヤモヤ、ずっとつきまといますよね。自分も、予算会議のたびに“説明できない感”を抱えていました。何がムダで、何が価値につながっているのかを語れないまま、毎年同じ議論を繰り返していた気がします。 この本が効いたのは、単なる“見える化のやり方”ではなく、ITをどう説明するかの共通言語を与えてくれるところでした。例えば、コストとパフォーマンスを利用率でつないでいく考え方は、ぼんやりした「高い・安い」から抜け出し、経年で語れる材料を持てるようになります。また、タクソノミーという分類体系があるおかげで、経営層やビジネス部門と「何の話をしているのか」をズラさずに済む。さらに、IT予算の編成から配賦、最適化まで一連の流れを横断して扱うので、これまでバラバラだったプロセスが一本の線でつながる感覚がありました。 結局のところ、IT部門の価値は数字で語れないと伝わらない。でも、数字だけあっても語れない。この隙間を埋めてくれるのがTBMの考え方なんだと思います。IT投資の会話を「コストセンター」で終わらせたくない人に、かなりしっくりくるはずです。 IT部門とビジネス部門の間で会話がかみ合わないと感じている人に、とても相性のいい一冊でした。
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出版社による紹介
ITファイナンス高度化の方法論「TBM」の国内初の解説書 「これはCIOにとっての『ザ・モデル』 だ」 (『THE MODEL』 著者 福田康隆氏推薦) この本は、「ITファイナンスの高度化」の方法論であり、フレームワークとしての「TBM(Technology Business Management)」の国内初めての解説書。 CIOや企業のIT導入やデジタル戦略の策定を行う担当者が、IT投資を投資効果や事業価値をどう高めるか、会計と経営の指標の中でどう考えるかの方法を解説します。 ・IT投資の優先順位付けを改善する ・ビジネスに必要なITコストを最適化し、変革のための取り組みを加速する ・ITの支出や効果について、最適な形で可視化し、意思決定を迅速化する ・社内外のビジネスパートナーやステークホルダーと共通認識をもって議論を行なう 著者は日本マイクロソフトを経て、現在Apptio日本法人の社長。TBMを実践した富士通、資生堂のリーダーとの対談により実践的なポイントも紹介します。
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