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裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)

裏世界ピクニック8 共犯者の終り (ハヤカワ文庫JA)

宮澤 伊織

早川書房 / 2023-01-24

累計読者数4
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約3時間13分
star総合評価 36/100
boltライト読書型
check_circle推定完走率 31%

この本について

人間関係って、気づかないうちに「こうあるべき」に縛られてしまうことがありますよね。付き合うなら結婚…みたいな流れが自動的にセットでついてくる感じ。頭ではわかっていても、そこから外れると不安になったり、周りの圧に揺さぶられたりして、なんだか自分が間違っているような気がしてくることもあります。 『裏世界ピクニック8 共犯者の終り』で印象的なのは、その「思い込みのパック」を少しずつ分解していく視点です。恋と愛と性をまとめて扱うからこじれる、外野が“早く付き合え”と言うのは周囲の都合でもある、そんな指摘に触れると、自分の関係をどう扱えばしっくりくるのかを丁寧に考え直すきっかけになります。また、言わなくていい一言を飲み込む感覚や、自分のスイッチの場所に気づく瞬間が描かれていて、「あ、そういうことあるな」と現実の対人関係にもそのまま持ち帰れるんですよね。 派手な成功論ではなく、めんどくささごと受け止めようとするところが、この巻の静かな良さだと思います。誰かとの距離感に悩んでいる人や、恋愛の“既成パッケージ”に合わせられないと感じている人には、特に刺さるはずです。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

裏世界を通じて出逢った紙越空魚と仁科鳥子のふたり。因縁の冴月の危機が去ったいま、空魚は向き合わなければいけない感情がある
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