
帆立の詫び状 てんやわんや編 (幻冬舎文庫)
新川帆立
幻冬舎 / 2023-02-09
累計読者数7
平均ハイライト数 26.7件/人
推定読了時間 約2時間8分
star総合評価 67/100
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この本について
仕事でも日常でも、誰かの言葉にモヤッとしたり、自分の感性に自信がなくなる瞬間ってありますよね。分からないことを分からないまま抱えてしまったり、誰かの基準に合わせて振る舞おうとして消耗したり。そういう揺らぎを抱えたまま進んでいると、「私ってこれでいいのかな」と立ち止まることが増えてきます。 『帆立の詫び状 てんやわんや編』は、そんな迷いの渦中にいるときに、少しだけ呼吸を整えてくれる本でした。著者が、自分の弱さや癖を隠さずに書いているからこそ、「分からないを許す」姿勢が伝わってくるし、逆に他人に「分からない」を押しつけない距離感の取り方も自然に腑に落ちます。また、バッグや服の話のように一見どうでもよさそうなこだわりが、実は自分らしさの輪郭を形作っているんだと気づかせてくれるところも魅力でした。読んでいると、誰かに評価されるためではなく、自分の生活を自分の基準で整えることの尊さがじんわり沁みてきます。 他人の視線や規範に板挟みになりやすい人、あるいは「分からないままでも前に進んでいいのか」と迷っている人に静かに刺さる一冊です。
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出版社による紹介
デビュー作『元彼の遺言状』が大ヒットし、依頼が殺到した新人作家はアメリカに逃亡。ディズニーワールドで歓声をあげ、シュラスコに舌鼓を打ち、ナイアガラの滝で日本メーカーのマスカラの強度を再確認。さらに読みたい本も手に入れたいバッグも、沢山あって。締め切りを破っては遊び、遊んでは詫びる日日に編集者も思わず破顔の赤裸々エッセイ。
読んだ内容を、もう忘れない。
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