
アジャイルリーダーシップ 変化に適応するアジャイルな組織をつくる
Zuzana Sochova and 株式会社ユーザベース
共立出版 / 2022-11-25
この本について
仕事で判断を求められるたびに、どこか「正しい答えを出さなきゃ」と力が入ってしまうこと、けっこうありますよね。上司にエスカレーションすれば安心のはずなのに、実際は状況が動かず、余計にモヤモヤだけが残る。自分のやり方が間違っているのか、そもそも組織の仕組みの問題なのかもよくわからない。僕自身もずっとその感覚を引きずっていました。 この本が面白いのは、「評価して正解を探す」といういつもの思考から一度降りて、まず“気づく → 受け入れる → アクションを取る”という別の順番を提示してくれるところです。たとえば、急いで結論を出さずによく観察することや、システム全体を信頼する姿勢を育てる話は、現場の「もう動かなきゃ」の焦りとは逆方向。でも、その逆方向にこそ余白が生まれ、チームが動き出す土台があるんだと実感できます。さらに、アジャイルをプロセスではなく“文化や心のありよう”として扱っているので、方法論に振り回されてきた人ほど腑に落ちやすいと思います。 肩書きよりも影響力で動くリーダー像や、失敗を“軽やかに扱う”ことの意味など、実際の働き方にじわじわ効いてきます。自分も含めて、チームの視点を広げたいと思っている人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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