
大インフレ時代! 日本株が強い
エミン・ユルマズ
この本について
最近、「世界の情勢が複雑すぎて、日本だけ取り残されているんじゃないか」と不安になることが多いです。ニュースを追っても断片ばかりで、結局いま何が起きているのか、自分の生活や仕事にどう関係するのか、うまくつかみきれない。そんな気持ちで手が止まる時期が僕にもありました。 エミン・ユルマズさんの『大インフレ時代! 日本株が強い』は、そのモヤモヤに地に足のついた説明を与えてくれる本でした。たとえば、世界のインフレが「デカップリング」「グリーンフレーション」「労働人口の減少」という構造的な理由で起きていること。あるいは、無人化・自動化が進むほど、逆にそれを支える技術者や工程管理の仕事が不足していく現実。こういう視点を押さえておくと、ニュースの背景が急に立体的になり、自分の働き方をどう変えていくか考えやすくなります。 もう一つ、読んでいて妙に励まされたのは、日本の強みが「気合い」ではなく、実際の技術や産業構造に根ざして説明されていたことです。創業100年を超える企業が多い理由や、無人化分野で日本企業が評価される理由が、具体的な企業名とともに語られていて、抽象的な希望論では終わらない。過剰に持ち上げるわけでもなく、「いま何が本当に起きているか」を淡々と示してくれる感じがちょうどよかったです。 世界の変化を自分ごととして理解したい人、将来の働き方やスキル選択に現実的なヒントがほしい人には刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
捨てられる日本 世界3大投資家が見通す戦慄の未来 (SB新書)
ジム・ロジャーズ、花輪 陽子、アレックス・南 レッドヘッド

日本の国難 2020年からの賃金・雇用・企業 (講談社現代新書)
中原圭介

「エブリシング・バブル」リスクの深層 日本経済復活のシナリオ (講談社+α新書)
エミン・ユルマズ and 永濱利廣

エブリシング・バブル 終わりと始まり――地政学とマネーの未来2024-2025
エミン・ユルマズ

世界インフレ 日本はこうなる (SB新書)
池上彰+「池上彰のニュースそうだったのか!!」スタッフ
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要



