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我が身を守る法律知識 (講談社現代新書)

我が身を守る法律知識 (講談社現代新書)

瀬木比呂志

講談社 / 2023-03-16

累計読者数3
平均ハイライト数 9.7件/人
推定読了時間 約3時間
star総合評価 43/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 35%

この本について

日常のちょっとした不安って、放置しているうちにじわじわ大きくなりますよね。契約書をよく読まずにサインしてしまったことがあるとか、駅でトラブルに巻き込まれたらどうしようとか、親の相続や認知機能のことを考えると胸がざわつくとか。自分でも「ちゃんとしなきゃ」と思っているのに、具体的にどう備えればいいのかまではなかなか整理できないまま時間が過ぎてしまう感じ、僕もずっと抱えていました。 『我が身を守る法律知識』は、そういう“もやっとした不安”を一つずつ言語化してくれる本でした。たとえば、痴漢冤罪のような切迫した場面でどう動くべきかを、法律のしくみに沿って説明してくれる部分は、知識というより「心の準備」を持てる感じがあります。また、契約についての章では、「書面と違った約束は原則通らない」など、つい流してしまいがちなポイントを丁寧に押さえていて、自分の感覚の甘さに気づかされました。さらに、紛争を避けるための“予防”という視点が繰り返し強調されていて、トラブルが起きてから慌てるのではなく、日々の判断の精度を少しずつ上げることの大事さを実感します。 過度に身構える必要はないけれど、知らないままでは守れないものがある。そんな当たり前のことを、現実的な距離感で教えてくれる一冊です。自分や家族を守るために、最低限の判断基準を持っておきたい人に特に刺さると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

この一冊で、あらゆる法的トラブルを予防できる知識が身につく! 市民、ビジネスパースン、学生、実務家、訴訟当事者・関係者必携の一冊! 法的紛争・危険を防止するためには、個別的、断片的な知識・情報も必要ですが、より重要なのは、それらの基盤になる法的なものの考え方や感覚を身につけることです。それが身についていさえすれば、個別・断片的な知識・情報を超えた範囲の事柄についても、おおむね適切に対処することができるからです。 本書は、普通の日本人が一生の間に出あう可能性のある各分野の法的紛争を網羅し、そうした紛争に巻き込まれないための予防法、そして万一トラブルが起きたときの対処法となる法律知識・情報・基本的な法律論を、わかりやすく、正確に、かつ興味深く読めるようなかたちでまとめ上げた、コンパクトながら、実用性と密度の高い一冊です。著者は、33年にわたり膨大な民事訴訟を手がけてきた元裁判官・現大学教授で、民事訴訟法の権威でもあります。 具体的には、まず、第2章で、遭遇することが最も多く、結果も重大なものとなりがちな交通事故関係につき、損害賠償の実際と過失相殺、危険性の高い行為、保険の内容、事故対応、保険会社との交渉、訴訟等の事柄を、基本的な前提知識をも確認しつつ論じます。 第3章では、民事訴訟の数が非常に多い「不動産関連紛争」一般につき、使用貸借と賃貸借、土地・建物購入、建物新築と欠陥住宅紛争、競売物件、隣人間紛争等の各側面から説きます。 第4章では、痴漢冤罪を含め、刑事事件関係全般について、若者や子どもをも含めた普通の市民が注意しておくべき事項について述べます。 第5章では、親族法の領域につき、離婚事由や手続、これに伴う各種の給付・親権者指定、夫婦間の子の奪い合い、国際結婚、不貞慰謝料等の事柄を語ります。 第6章では、近年非常に紛争の増えている相続法の領域につき、相続人と相続分、相続放棄、各種の遺言、遺産分割、遺留分侵害額請求、相続税対策の落とし穴等の事柄を、いずれも、できる限り詳しく、わかりやすく、また、正確に解説します。ことに第6章は本書の大きな目玉であり、具体的な例についてのかなり突っ込んだ記述をも含みます。相続法は近年大改正された分野の一つであり、また、読者にとっての必要性も高いと思われるからです。 第7章と第8章では、それ以外の多様な紛争・危険防止策について、前者では、雇用、投資、保証といった経済取引の、後者では、医療、日常事故、いじめ、海外旅行、高齢者をねらった犯罪といった日常生活上の紛争・危険の各観点からくくった上で、重要と思われる事項をピックアップしてゆきます。
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