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カラー版 近代絵画史 増補版(上) ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書)

カラー版 近代絵画史 増補版(上) ロマン主義、印象派、ゴッホ (中公新書)

高階秀爾

累計読者数4
平均ハイライト数 5.8件/人
推定読了時間 約4時間14分
star総合評価 45/100
start序盤集中型
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この本について

最近、何かをつくるたびに「これって正しいのかな」とか「みんなの好みに合っているんだろうか」と考えすぎて、手が止まることが多くありませんか。僕も同じで、特に仕事で新しいことをやろうとすると、正解の形を探してしまいがちです。 この本を読んで少し肩の力が抜けたのは、マネや印象派が最初から評価されたわけではなく、むしろ激しく叩かれながら道を切り開いたという事実でした。「時代の趣味と創造のズレ」は当たり前で、そこから近代が始まったという視点は、他人の反応に敏感になりすぎていた自分を少し救ってくれました。また、モネが光の変化に合わせて十五枚も積藁を描き続けた話は、ひとつのテーマでも見えるものが変わればアプローチも変わるという、ごく当たり前だけれど忘れがちな姿勢を思い出させてくれます。 さらに、近代絵画には「統一的な様式がない」という指摘も個人的に大きかったです。正しい型を探すより、自分が何を見ているのかを丁寧に捉えることの方がずっと大事なんだと、静かに背中を押されました。ものづくりや表現に迷っている人には、とくに刺さる気がします。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

絵画における近代は、印象派とともに始まる、といわれる。しかし、印象派の「革命」をもたらした要因がロマン主義の運動にあるとすれば、広い意味でのロマン主義に始まる大きな歴史の流れの中で近代絵画は理解される必要がある。十九世紀前半から第二次世界大戦にいたるおよそ一五〇年間の西洋絵画を概観。上巻は近代絵画の先駆者ゴヤから、ボナールに代表されるナビ派までを描く。名著をカラーで刷新。
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