
ゲーム理論の〈裏口〉入門 ボードゲームで学ぶ戦略的思考法 (KS科学一般書)
野田俊也
講談社 / 2023-06-01
累計読者数11
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推定読了時間 約3時間30分
star総合評価 47/100
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この本について
仕事でも日常でも、相手の出方を読み違えて後から「あれ、もっと別のやりようあったよな…」と悩むことがよくあります。自分の選択が最善だったのか、そもそも何を基準に判断すべきだったのかが曖昧なまま動いてしまう感じです。ボードゲームでも同じで、慣れていないゲームだと、まともなプレイに到達する前に思考が追いつかなくなりがちです。 この本を読んで印象的だったのは、「余分なディテールを削ぎ落として構造を見る」という姿勢が、ゲームの話に見えて、実は現実の判断にもそのまま効いてくるところです。初見のゲームのルールを見ただけで流れを予測する考え方は、相手の行動や自分の選択肢を一段抽象化して整理する感覚に近くて、判断に迷ったときの土台が少し固まる感じがしました。もう一つは、相手がいるゲームでは“最適化”だけでは済まない、という当たり前のようで見落としがちな視点です。相手の戦略への最適反応が重なったところに均衡がある、という考え方に触れると、目の前のやりとりの見え方が変わります。 ゲーム理論を本格的に学ぶというより、「どうも人との駆け引きで消耗しがち」「選択肢の多さに振り回されやすい」と感じている人にしっくり来ると思います。ボードゲームという入り口ですが、読み終える頃には、自分の思考の癖まで少しだけ読み解ける一冊でした。
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出版社による紹介
★ゲーム理論を理解するには、遊ぶのが一番だ! じゃんけん、将棋、囲碁、麻雀、〇×ゲーム、カウントゲーム、 テキサスホールデム、カタン、インカの黄金、コリドール、カルカソンヌ、キャントストップ etc…… 著名なボードゲームを題材にゲーム理論を学ぶ、かつてない入門書! 構造を看破すれば、複雑な問題もシンプルになる。 万人の力になる思考法をあなたに! ★ゲーム理論をもとに考える ・どうして賭け金はゲームをおもしろくする? ・「ブラフ」の隠れた効果とは? ・ゲームの必勝法はどう求める? ・相手の手札はどう読めばいい? ・このゲームは、相手と協力すべきか、相手を裏切るべきか? ★目次 第1章 「パズル」を極める:1人プレイゲーム 第2章 じゃんけんの均衡を探す:同時手番ゲーム 第3章 詰将棋を攻略する:完全情報の動学ゲーム 第4章 ポーカーを解体する:不完備情報ゲーム 第5章 ボードゲームをゲーム理論で攻略する 第6章 ボードゲームで社会をハックする
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