ヨムナビ
Investment Banking 投資銀行業務の実践ガイド

Investment Banking 投資銀行業務の実践ガイド

ジョシュア・ローゼンバウム, ジョシュア・パール, and 森生 明

翔泳社 / 2023-08-31

累計読者数10
平均ハイライト数 8.8件/人
推定読了時間 約10時間38分
star総合評価 50/100
trending_up後半加速型
check_circle推定完走率 35%

この本について

投資案件を検討するとき、数字は揃っているはずなのに「結局この前提でいいのか…」と手が止まることが多いです。IRRのハードルをどこに置くべきか、DCFの予測期間をどう決めるか、運転資本やCapexの扱いをどう整えるか。実務っぽい論点ほど、人に聞きにくい“微妙な迷い”が残るんですよね。 この本は、その曖昧さを地道にほどいてくれるタイプの一冊でした。例えば、5年間で15〜20%のIRRが目安になる理由を“ファンドの意思決定プロセス”から説明してくれるし、セクターの性質によって予測期間が変わる場面も具体的に示してくれます。過去データをどう扱えば予想がぶれにくいかとか、最終年度のCapexと減価償却費を揃える実務上の感覚など、現場で「その判断どうしてるの?」と思っていた部分が言語化されていて助かりました。 個人的に良かったのは、市場価値と本源的価値を切り分けて考える姿勢が徹底しているところです。コンプスが効かない局面でDCFがどう機能するか、逆にDCFにも限界があることを淡々と示してくれるので、評価手法を“使い分ける”感覚がつかめます。LBOや買収効果分析、債務ストラクチャーも扱われていて、資本構成の判断をどう積み上げていくかのイメージも持ちやすくなります。 数字に強くなりたいというより、「前提を自分で説明できるようになりたい」人に刺さる本です。実務の肌感を補強したいときに、机の横に置いておくと心強い一冊だと思います。

この本に似ている本

すべて見る arrow_right_alt
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

原書は25万部突破、世界200以上の大学で使用。 財務モデル(Excel)のダウンロード特典が、圧倒的に使いやすい! 原書:"Investment Banking: Valuation, LBOs, M&A, and IPOs, 3rd Edition" 「我々は、自分たちがウォール街で働きたいと思っていた頃にあればよかったと思う本を著すことにした――」(イントロダクションより) 米金融機関の新入社員、転職者、現場の実務者に読み継がれてきた定番書、待望の邦訳! バリュエーション(企業価値評価)の手法、レバレッジド・バイアウト(LBO)の分析法、M&A(企業の合併や買収)やIPO(新規株式公開)の実務を、ケーススタディに基づいてステップごとに解説する。 〈こんな方におすすめ〉 ・投資銀行業務の入門書・実務書がほしい ・財務モデリングを学びたい ・M&A実務の知識を磨きたい ・PEファンドに就職したい ・MBA留学に備えたい 〈業界の著名人が絶賛!〉 ・デイヴィッド・M・ルービンスタイン(カーライル・グループ共同創業者) ・ミッチェル・R・ジュリス(キャニオン・パートナーズ共同会長) ・アディナ・フリードマン(Nasdaq CEO) ・ジョシュ・ラーナー(ハーバード・ビジネススクール教授) ・ロジャー・G・イボットソン(イボットソン・アソシエイツ創業者) ほか ■目次■ 第1部 バリュエーション 第1章 類似会社比較分析 第2章 類似取引比較分析 第3章 ディスカウント・キャッシュフロー(DCF)分析 第2部 レバレッジド・バイアウト(LBO) 第4章 LBOの基本 第5章 LBO分析 第3部 M&A 第6章 セルサイドM&A 第7章 バイサイドM&A 第4部 新規株式公開(IPO) 第8章 IPOの基本 第9章 IPOプロセス ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 (翔泳社)
library_books似た本をもっと見るmap書籍マップで探すroute読書パスガイドauto_awesomeAI診断で次の1冊を探す

読んだ内容を、もう忘れない。

BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。

無料ではじめる

クレジットカード不要