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天狗堂メソッド 武術上達のための基本稽古方法: 柳生新陰流の身体操作の研究から生まれた独り稽古法「習い」編 (柳生天狗堂)

天狗堂メソッド 武術上達のための基本稽古方法: 柳生新陰流の身体操作の研究から生まれた独り稽古法「習い」編 (柳生天狗堂)

池之側 浩

累計読者数4
平均ハイライト数 6.5件/人
推定読了時間 約4時間56分
star総合評価 42/100
start序盤集中型
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この本について

稽古を続けているはずなのに、身体が思ったように動かないとか、「もっと根本のところを理解したいのに、何をどう直せばいいのかわからない」というモヤモヤを抱えている人は多いと思います。僕自身も、力でなんとかしようとすると途端に動きが固まってしまって、結局また同じ壁に戻ってくる…ということの繰り返しでした。 この本が効くのは、まさにその「壁の正体」を具体的に言語化してくれるところです。たとえば、武術の身体操作が“外側の筋力”ではなく“内側の構造”で成り立っていること。だからこそ加齢で落ちる体力とは関係なく、積み重ねがそのまま技術になるという視点は、続けていく意味をあらためて腑に落としてくれます。そして、形稽古が単なる“手順”ではなく、江戸期の生活様式に基づいた身体操作そのものを再構築するための方法になっているという説明も、僕には大きかったです。机と椅子の生活で失われた股関節の動きが最大の難所になる理由など、「できない理由」が明確になると稽古の方向が急に見えるようになります。 さらに、この本は「結局は自分で気づくしかない」という、逃げ道のない現実もちゃんと書いてくれます。でもそれを突き放すのではなく、どうすればその気づきに向かう“道の地図”を持てるのかを具体的に示してくれる。重力を使った刀の落とし方や、壁を使った直立の取り方など、今日から試して身体で確かめられる内容が多いのもありがたいところです。 武術の稽古に限らず、「今のまま努力しても方向が合っているのか不安になる人」に特に刺さる一冊だと思います。自分の身体と向き合う時間の質が、静かに変わっていきます。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

江戸時代最後の尾張藩剣術師範であった柳生厳周。その技は形を変えずに春風館道場に残っていた。初めて公開される技を含め、そのすべてを詳解。それは百年、二百年伝えていきたい日本古来の知恵と思想である。
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