
キレッキレ股関節でパフォーマンスは上がる!
高岡 英夫
この本について
練習しているのに動きが重いまま、股関節まわりを意識しているつもりなのに手応えが薄い。自分もずっとこのモヤモヤを抱えていて、「そもそも何を感じ取ればいいのか」がわからないまま時間だけが過ぎていきました。そんなとき、この本に出てくる“鈍さ”や“等長性筋”という話に触れて、ようやく自分の身体のどこが止まっているのかが少しずつ見えてきました。 この本が面白いのは、筋トレのやり方を変えるというより、「身体の中心をどう扱うか」で世界が変わると言い切っているところです。重心線を潜在意識で捉える感覚や、背骨を境に左右を別々の物体のように動かすイメージは、最初はピンと来ないかもしれません。でも、一度その視点を持つと、肩はすぐ意識できるのに股関節だけ妙に“気配が薄い”理由や、体幹が一塊になってロボットみたいに動いていた自分に気づけたりします。特に、股関節が波動運動のように体幹と連動しているという説明は、動きの質に違和感がある人ほど腑に落ちるはずです。 個人的には、「動きが小さくても中心が決まれば末端は何倍にも拡大される」という視点が一番の収穫でした。無理に力を入れるより、股関節の“位置”を外側から探って、やがて内側からもわかるようになるまで育てる。その地味なプロセスが、結果的に疲れづらさやキレの良さにつながる感覚があります。 フォーム迷子になりがちな人、努力しているのに身体が鈍いまま進まないと感じている人に、とても静かに効いてくる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
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