
ひと言でまとめる技術 言語化力・伝達力・要約力がぜんぶ身につく31のコツ
勝浦 雅彦
アスコム / 2023-11
この本について
「伝えたいことはあるのに、いざ言葉にしようとすると長くなる」「説明しているうちに、自分でも何を言っているのかよく分からなくなる」。仕事でも私生活でも、そんなモヤモヤにぶつかることが多いなと思います。相手の反応が薄いときなんて、ちゃんと伝わっているのか不安になりますよね。 この本を読んで印象的だったのは、「伝える=TELL」ではなく「伝わる=GET」という視点でした。相手が何かを受け取れた状態で、はじめてコミュニケーションは成立する。そのために、文章なら一文に一メッセージ、会話なら選択肢を添える、というように、小さな工夫で“受け取られやすさ”が変わるのが面白いところです。また、「つまり?」と自分に問いかけ続けていくと、不要な装飾がそぎ落とされ、本当に届けたい核だけが残ります。私はこれをやるだけで、メールの書き直し回数がだいぶ減りました。 さらに助かったのは、物事を全体像→具体の順で話すクセをつけるという話です。深掘りしすぎて迷子になることがある人ほど、途中でまた全体に戻って“現在地”を提示すると、相手の理解も自分の思考も整っていく感覚があります。 「相手がどこで迷うか」を想像しながら言葉を選ぶ作業は、結局こちら側の観察や洞察にもつながるんだなと感じました。 自分の説明が長くなりがちな人、会議で意見をまとめて話すのが苦手な人、そして“ひと言で言う力”を鍛えたい人には、特に刺さると思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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