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「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き (幻冬舎新書)

「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き (幻冬舎新書)

加藤諦三

幻冬舎 / 2023-11-29

累計読者数3
平均ハイライト数 23件/人
推定読了時間 約2時間31分
star総合評価 67/100
trending_up後半加速型
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この本について

「何か変えたい気はするけど、具体的に何をすればいいのかわからない」「失敗が怖くて動けないまま時間だけが過ぎていく」。そんなとき、自分でも気づかない“視点の癖”が原因になっていることがあります。私もこの本を読んで、思っていた以上に“他人を気にする形の努力”ばかりしていたことに気づかされました。 加藤諦三さんの『「人生、こんなはずじゃなかった」の嘆き』は、自己否定や臆病さを責める本ではなく、「なぜ動けなくなるのか」「なぜ苦しみが続くのか」という背景を静かに見せてくれる本です。たとえば、できないことばかり選んでしまう神経症的な思考や、誰かに認められたい気持ちが行動を奪ってしまう構造が、とても具体的に語られています。読んでいると、今つまずいている理由が“性格”ではなく“習慣化した思考”だったのかもしれないと、少し距離を置いて見られるようになります。 もうひとつ強く残るのは、「苦しみの意味」の扱い方です。苦しい時期を避けるほど余計に迷いが深まる一方で、目の前の小さなことを積み重ねることでしか誇りは生まれない。その現実を突き放さずに示してくれるので、読み終わったあとに変な焦りが消え、今できることに戻れる感じがあります。 他人と比べて生きる癖から抜け出したい人、そして「このままじゃ嫌だけど何をすればいいかわからない」と感じている人に、とても静かに効く本です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

自分の人生はもっと幸せなはずだったのに、と嘆く老人は多い。最後に「我が人生に悔いなし」と言えるかどうかは、どれだけの社会的成功を手にしたかで決まるのではない。勝ち組人生を送ってきた人でも、いつまでも自分が「すごい人間だ」と思い込んでいたら「裸の王様」になって孤立し、不満と後悔のうちに死んでいくことになる。人生を最後まで生き抜くのは大変な難事である。普通の暮らしに感謝する。他者との比較をやめ、執着しない――。人生の見方を変え、老いを輝かせて幸福を引き寄せる、高齢者とその家族必読の書。
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