
英語の発音と綴り なぜwalkがウォークで、workがワークなのか (中公新書)
大名力
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star総合評価 35/100
start序盤集中型
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この本について
英語を使っていると、発音と綴りの関係が説明のつかないモヤモヤとして積み上がっていくことがあります。walk と work の違いもそうだし、略語のピリオドの付き方や、マジック e の働きも、なんとなく覚えてきただけで「結局どういう仕組みなんだろう…」という引っかかりが残る。発音の迷いは実践で誤魔化せても、基礎のところで腑に落ちていない感じがずっと残るんですよね。 この本が面白いのは、そういう曖昧なまま放置してきた基礎を、言語としての仕組みから説明してくれるところです。たとえば e.g. と ex. のピリオドの数の違いが語源の構造によるものだとか、マジック e が「長音にするための魔法」ではなく、綴り上の音節を維持するためのダミーの母音字として働いているとか、知ってしまうと発音と綴りの関係が急に立体的に見えてきます。z と dz の区別、日本語との発音の癖の違い、j や w が半母音として扱われる理由なども、単なるテクニックではなく「なぜそうなるのか」という視点で理解できます。 英語学習に行き詰まっている人というより、長年なんとなくやってきた“謎のルール”をそろそろ整理したい人に刺さる一冊です。自分の発音や綴りへの感覚が、じわっとアップデートされる感じがありました。
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