
「私」という男の生涯 (幻冬舎文庫)
石原慎太郎
幻冬舎 / 2022-06-17
累計読者数4
平均ハイライト数 3.3件/人
推定読了時間 約3時間32分
star総合評価 44/100
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この本について
最近、じっくり考えたい気持ちはあるのに、日々の予定に押し流されて「自分の芯みたいなもの」がよく分からなくなることがあります。年齢に関係なく、ふと立ち止まる瞬間はあるのに、そこで考えきれないまままた生活に戻っていく、あの感じです。抜粋を読んで保存した人は、おそらくその「考える暇のなさ」に薄々気づきながらも、どこかで向き合いたいと思っているのではないでしょうか。 石原慎太郎の「『私』という男の生涯」は、そういう迷いに直接答えてはくれません。ただ、自分の存在や時間についての“予感”みたいなものを静かに押し広げてくれます。若い頃に触れたはずの感覚を思い出させてくれるところや、死をリアルに意識した瞬間から日常の味わいが変わるという描写は、こちら側の生活のシーンに自然と重なってきます。特別な結論を提示するわけではなく、むしろ「考え続けるしかないよな」という落ち着きに戻してくれる感触があります。 派手さはないですが、読みながら自分の時間の流れを少し丁寧に扱えるようになる本です。こんな人に刺さると思います。日常に追われつつも、どこかで「自分の人生を踏まえ直したい」と感じている人。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの67%が集中しています。
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出版社による紹介
「自分と妻」の死後の出版を条件に 執念で綴られた赤裸々な自伝 弟・裕次郎や妻と息子たちへの愛と感謝。文学・政治への情熱と悔恨。 通り過ぎていった女たちへの思慕と感傷。拭いきれない人生への未練と死への畏れ……。 ここまで書くことの是非を、読者の審判にすべて委ねて男は旅立った。 奔放で美しいシルエットを戦後の日本に焼きつけた男が 迫りくる死を凝視して、どうしても残したかった我が人生の真実
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