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リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい

リーダーは「戦略」よりも「戦術」を鍛えなさい

加来耕三

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-02-02

累計読者数7
平均ハイライト数 12.6件/人
推定読了時間 約2時間54分
star総合評価 51/100
start序盤集中型
check_circle推定完走率 31%

この本について

仕事で「方針は立てたのに、現場でうまく動けない」とか「チームに説明したつもりなのに伝わっていない」とか、そういう小さなつまずきが続くことってありますよね。僕も戦略を整えることばかりに意識が向いて、目の前の一手をどう打つかが抜け落ちてしまう時期が長かったです。 この本を読んで救われたのは、歴史上の人物たちが“戦術”という現場の技術をどれだけ丁寧に積んでいたかが、驚くほど具体的に描かれていたことでした。イチローのメンタルを揺さぶる野村監督のように、状況に合わせて仕掛け方を変える柔らかさ。家康があえて部下に議論させ、自分の案を押しつけずに納得感をつくるあの姿勢。宗茂のように、とにかく現場に足を運んで情報の粒度を上げる習慣。それらを読むと、戦術って“センス”ではなく、日常の動作として鍛えられるものなんだと実感します。 特に、五通りの作戦と代案を重ねていく「5×4×3×2×1」の考え方は、仕事の意思決定にそのまま持ち込めます。会議前に選択肢を増やしておくだけで、不測の事態でも慌てずにいられる。逆に、新しい施策をチームに説明するときは、信長のように過剰なくらい丁寧に伝えた方が結果的に動きが早くなる。そんな“戦術レベルの改善”が仕事の詰まりをほぐしてくれました。 戦略よりも、今日の一手に悩む人。そんな人ほど、この本の具体例がじわっと効いてくると思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

日本人は「戦略」(戦争や政治・社会運動などを実行するための計画・方法、駆け引き)が好きな民族のように思われます。その割には、「戦術」(戦闘に勝つための技術、争いに勝つための手段・方法)を軽視する傾向が強い。しかし、当初に立てた「戦略」を遂行するために、刻一刻と移り変わる戦局にあって、積み重ねる作戦が「戦術」です。現場で作戦を遂行するリーダーに、なくてはならない能力は臨機応変な反応といっていいでしょう。戦術は、目標を「最短ルート」で達成するための手段として、きわめて有効です。本書は「戦略」よりも「戦術」を鍛える重要性を、リーダーの立場にある方々に語りかけた一冊です。事例のすべては、日本史から採りました。例えば、立花宗茂の例も織田信長の例も、戦術において重要なことは「集中」と「スピード」であることを教えてくれています。そのことを念頭に、次の五つの要素も戦術を成功させるうえで、重要なポイントになると考えてきました。一、得意な戦術を使う。二、新しい戦術が勝つことを想定する。三、相手の強みを消す。四、チームメンバーが戦術を理解・共有する。五、リスクヘッジを怠らない。もちろん、この五つ以外にも大切なことはありますが、これらは戦術を成功させるための確率を上げるうえで、とくに重要な要素になります。まずはこの五つを習得すれば、今後、新規プロジェクトなどを進めるときに、間違いなく成功の確率が上がるはずです。本書をご一読いただければ、戦い方、物事の見方、チームワーク活性化の必要性がご理解いただけるかと存じます。世のリーダーの方々に、参考となることを心から念じています。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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