
トークの教室 「面白いトーク」はどのように生まれるのか (河出新書)
藤井青銅
河出書房新社 / 2024-02-16
累計読者数49
平均ハイライト数 13.2件/人
推定読了時間 約2時間47分
star総合評価 48/100
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この本について
人前で話すたびに、「オチは?」「結局なにが言いたいの?」と自分でもモヤッとする時があります。特別な出来事なんてないし、面白い話なんてもっとできない。そう思って黙るしかない日もあるんですよね。でも、この本を読んでいて、そもそも“面白さ”の解像度を間違えていたのかもしれない、と気づきました。 たとえば、著者は「日常をそのまま語れるようになるだけで、トークは一段変わる」と言います。すごい体験が必要なわけではなく、ただ自分の気持ちを自分の言葉で言えること。これが意外とできていない。だから、話す前に無意識でハードルを上げてしまう「この前すごいことがあって…」みたいな枕詞が逆効果になる理由もすっと腑に落ちました。聞き手はオチを求めているんじゃなくて、途中の“わかりやすさ”の方をちゃんと聞いているんですよね。 さらに、経験豊富な人よりも“そこそこ”の人のほうが指導がうまいことがある理由や、聞き手の集中が7分で切れるという現実的な感覚も、日常の会話にそのまま使えます。話す側も聞く側も疲れる。その前提に立つだけで、トークへのハードルが少し下がる気がしました。 特別なエピソードがない、という不安を抱えたまま話してしまう人ほど、この本は静かに効くはずです。
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出版社による紹介
フリートーク、エピソードトーク、掴みに切り口、語り口……数多の才能を見出し、「オードリーのオールナイトニッポン」等でトークの壁打ち役を務める放送作家が、ついにその術を皆伝!! オードリー 若林正恭さん推薦!! 「この教室の授業のせいで、痛い目にあった時に 「儲けた〜」と思ってしまう身体になりました。」 フリートーク、エピソードトーク、掴みに切り口、語り口……本書は、数多の新人アイドル、芸人に寄り添い、巧みなアドバイスで彼らのトーク力に磨きをかけてきたメンター、放送作家・藤井青銅氏がそのトーク術についてまとめた一冊です。 「トークの途中がおもしろければ、オチは無くてもいい」 「誰かに聞いてもらうことで、話し方のコツを見つけた人は伸びる」 「〈心の動き〉を切り口にすれば、トークの題材には困らない」 「キャラを作ったり、背伸びしたり、パブリックイメージになんて、合わせなくていい」…etc. 若林正恭さん、山里亮太さんを描いたドラマ『だが、情熱はある』(日本テレビ系)へ本人役での出演も記憶に新しいところですが、YouTubeチャンネル「オードリー若林の東京ドームへの道」では、第一回ゲストとして若林さんと“二人っきりサシ対談”。 番組を観た視聴者からの「⻘銅さんのトーク本があったら、絶対に読みたい!」という多くのリクエストに応え、本書の執筆がスタートしました。 「あの人は、どうしていつも面白いネタを持っているのか?」 「つい聞き入ってしまうトークには、どんな秘密があるのか?」 “面白いトーク”とは何か?を突き詰め、話し手のボールを真摯に受け取り、返す、その運動を40年以上も続けるなかで導き出したトーク術を整理し、アップデートさせながら執筆された本書で、自分に合ったトークの正解が、きっと見つかるはずです。
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