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情報を正しく選択するための認知バイアス事典

情報を正しく選択するための認知バイアス事典

情報文化研究所 and 高橋昌一郎

フォレスト出版 / 2022-12-16

累計読者数54
平均ハイライト数 22件/人
推定読了時間 約5時間26分
star総合評価 72/100
menu_book精読型
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この本について

人と話していて「あれ、今の反論って何か変だな…」と思いながら、言葉にできず飲み込んでしまうことってありませんか。自分の判断も相手の言い分も、どこがズレているのかよく分からないまま、後になってモヤっとするやつです。僕自身、仕事でも日常でもこの感覚がずっとつきまとっていました。 この本が助かったのは、そういう“説明しづらい違和感”に具体的な名前と構造を与えてくれたところです。例えば、相手が論点を勝手に極端化してくる場面に、ただ「うまく言い返せない」と悩むのではなく、「これは藁人形論法だ」と整理できるようになる。あるいは、自分でも気づかないうちに前件否定みたいな誤った推論をして、判断を狭めていたことに気づける。選択肢の数を2のn乗で洗い出すような、思考のクセを一度フラットに見る視点も役に立ちました。 特に、相手が論点をそらしてきたときに「今はその話じゃない」と落ち着いて返せるようになったのは、日常の小さな場面では大きな変化でした。感情で押し切られず、でも必要以上に攻撃的にならず、議論の土台だけ整える感覚です。 自分の認知の癖を一度リセットしたい人、そして「なんとなく生きづらさの正体は会話の噛み合わなさにある気がする」という人にはしっかり刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

■「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの研究分野からアプローチ。 合計60の認知バイアスを解説します。 なぜか人間に実装されている脳のバグとも言うべき「認知バイアス」。 本書では、「行動経済学」「統計学」「情報学」の3つの研究分野からアプローチし、 計60の認知バイアスを豊富な図版とイラストを用いて解説します。 「認知バイアス」という言葉自体、難しく感じるかもしれませんが、 実は以下のような場面において私たちの日常へ小さくない影響を与えています。 ●合理的に決断していたのに、期待とは逆の結果になってしまう。 ●いつもなら絶対にしないようなギャンブルに魅力を感じてしまう。 ●ついつい無駄遣いをしてしまい、なかなか貯蓄できない。 ●上司のちゃぶ台返しに右往左往させられている。 ■個人のことだけではありません。 カルト・陰謀論・詐欺・差別・分断・誹謗中傷……などの諸問題、 そして世の中のわけのわからない判断やミスリードは、 本書に記されている60のバイアスのどれか、 あるいはその組み合わせによって生まれていると言っても過言ではありません。 認知バイアス対策は、まずはどんな認知バイアスがあるかを知ること。 その手助けをするのが本書の役割です。
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