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動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

動物農場〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

ジョージ オーウェル、山形 浩生

パイ インターナショナル / 20231018

累計読者数3
平均ハイライト数 2件/人
star総合評価 37/100
boltライト読書型
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この本について

仕事でも生活でも、「なんでこんなに頑張っているのに報われないんだろう」とふと立ち止まる瞬間があります。環境のせいにしていいのか、自分の努力が足りないだけなのか、その境目がよく分からなくなるあの感じです。無理に前向きに解釈しようとしても、モヤモヤは消えないまま残ります。 『動物農場』を読むと、そのモヤモヤを少し外側から眺められるようになります。農場の動物たちが、自分たちの置かれている状況を言語化していく場面は、構造が見えないまま働き続けてしまう自分たちの姿とどこか重なります。支配する側・される側がどう関係を形づくるのかが、抽象論ではなく日常の延長にある描写で立ち上がってくるので、自分の周囲の風景も少し違って見えてきます。また、ブタやメンドリ、ハトといった個々の動物の動きが丁寧に描かれているぶん、人間社会で起きている変化の“気配”にも気づきやすくなります。 勢いよく人生が変わるような本ではありませんが、「なんとなく違和感を抱えながら働いている人」には静かに効きます。自分の不満の正体を整理するきっかけをくれて、何を守りたいのか、どこからズレが始まっているのかを考える余白をつくってくれる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

美しい絵物語で読むジョージ・オーウェルの傑作「わたしやほかの仲間が夢みて必死に頑張ったのは、こんな世界のためじゃない。」人間にしいたげられてきた動物たちが、自由と平等という理想をかかげ、運命に立ち向かうが……。人間はどれだけ非道で残酷になり得るか? そしてまた、歴史は繰り返すのか? ソビエト連邦の歴史をモデルに、ジョージ・オーウェルが皮肉をこめて見事に描いた動物物語。金原瑞人による巧みな訳文と、美しい挿画でおくる新訳決定版です!
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