
ChatGPT「超」勉強法
野口 悠紀雄
President Inc / 2024-03-15
この本について
勉強って、始める前から妙に腰が重いことありませんか。基礎からやらないといけないと思うほど、最初の数ページで気持ちが折れる。気になって検索しても、自分の知りたいことにピンポイントで当たらない。そんな「入り口の重さ」に悩んでいる人は多いと思います。僕自身も、理解しないと進んじゃいけないような気がして、余計に前に進めなくなるタイプでした。 この本が面白いのは、その思い込みをひっくり返してくれるところです。まず全体像をざっくりつかむことを優先していい、むしろその方が早く楽しくなるという視点が腑に落ちました。山登りのたとえがまさにその通りで、ヘリコプターで一気に上に行ってから見下ろしたほうが、自分がどこにいるか分かりやすい。ChatGPTを使えば、まさにこの「高いところ」まで一気に連れていかれる感覚があります。分からない単語があっても、とりあえず全体を読んでから戻ってくるほうが理解しやすいという話も、自分の読書習慣と重なりました。 さらに、本は著者の問題意識で書かれるけれど、ChatGPTはこっちの関心に合わせてくれる、という指摘も考えさせられます。検索では拾いきれない「本当に知りたいこと」に最短で届く感覚は、まさに逆向きの勉強法と相性がいい。勉強がつまらないのではなく、入口の順番が自分に合っていないだけなのかもしれません。 勉強にもう少し軽やかに向き合いたい人、基礎でつまずきがちな人には、とくに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
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