
図解でわかる! 形骸化させない 研修体系とスキルマップのつくりかた
株式会社フィールドマネージメント・ヒューマンリソース, 小林傑, 山田博之, and 野崎洸太郎
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2024-12-20
この本について
人材育成や評価に関わっていると、「研修をやっても現場に落ちない」「求める人材像をつくったはいいけど運用されない」みたいなモヤモヤがつきまといます。自分も人事まわりの本を読むたびに、仕組みと現場の距離をどう埋めるかで悩むことが多いです。 この本がよかったのは、まず“研修10%・OJT90%”という現実を前提にして話が進むところです。研修を手厚くしても育成の大半は現場で決まる、という当たり前だけど見落としがちな視点が、読みながらスッと腹に落ちました。また、スキルマップを作って終わりにせず、プロトタイプの段階で実際の部門長やハイパフォーマーに使ってもらうテスト運用の話など、「現場で本当に動く仕組み」をどう組むかがかなり具体的です。加えて、人的資源から人的資本へという考え方の変化を踏まえ、育成・採用・配置のどれにも通じる“共通の土台”としてスキルマップを位置づけてくれるのも助かりました。 研修を増やす前に、まず何を言語化し、どこで運用し、どこが歪みやすいのかを一度整理したい人にはかなり刺さると思います。人材育成の仕組みづくりを「ちゃんと現場で使われる形」に落としたい時に、手元に置いておくと心強い一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
読書の順序
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