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ニセコ化するニッポン (角川書店単行本)

ニセコ化するニッポン (角川書店単行本)

谷頭 和希

KADOKAWA / 2025-01-30

累計読者数6
平均ハイライト数 8.5件/人
推定読了時間 約2時間53分
star総合評価 53/100
trending_up後半加速型
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この本について

街づくりやサービスの現場で、「これって誰のための空間なんだろう」と感じることが増えてきました。値段が上がったり、雰囲気が急に変わったりして、いつのまにか自分が“対象外”になっているようなあの居心地の悪さです。仕事でも同じで、ターゲットを絞る判断を迫られる一方で、「それって誰かをそっと排除してないか」と落ち着かなくなる瞬間があると思います。 この本が面白いのは、そのモヤモヤを「ニセコ化」という視点で丁寧に解いてくれるところです。単に成功事例を礼賛するのではなく、選択と集中が成功を生む一方で、必ず“静かな排除”が起きることを具体的に描いている。価格設定で客層が自然に選ばれていくプロセスや、強みを見つける前に集中しすぎる危うさなど、仕事の場面にそのまま置き換えられる話が多いです。特に、マーケティングとブランディングが結びつき、“これじゃないとだめだ”という状態をどう作るのか、その裏でどんな分断が生まれるのかを行き来しながら語る構成は、自分の判断基準の解像度を上げてくれます。 どちらかといえば、「勝てる方法を知りたい人」よりも、「選びながらも迷ってしまう人」に刺さる本だと思います。場づくり、サービス設計、企画に関わっていて、判断の影響範囲にいつも敏感になってしまう人には、静かに効いてくる一冊です。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

麻布競馬場氏(作家)推薦!ーーーー生きづらい現代日本の「意外な正体」を暴いてくれる。 三宅香帆氏(文芸評論家)推薦!ーーーーこれは「テーマパーク化する日本」の予言書だ! 東洋経済オンライン・現代ビジネスオンライン・文春オンラインなどで超話題! Z世代ジャーナリストが論じる令和の都市論・消費論 コロナ禍を経て、明らかに変わった日本 私たちは何に幸せを求めるのか? SNS時代の分断は、都市をどう変えるのか? はじめに ニッポンであってニッポンではない場所「ニセコ」 第1章 「ニセコ化」とはなにか それはニセコだけで起こっているものではない 第2章 「ニセコ化」する都市 「ニッポン・テーマパーク」から渋谷まで 第3章 成功の鍵は「ニセコ化」にあった スタバ、びっくりドンキー、丸亀製麺 第4章 なぜ今、「ニセコ化」が生まれたのか ディズニーとマーケティングが手を結ぶ 第5章 「ニセコ化」の波に乗れない企業とは ヨーカドー、ヴィレヴァンがマズい理由 第6章 「ニセコ化」の裏ですすむ「静かな排除」 居心地の悪さを感じる人たち 終章 誰も「ニセコ化」からは逃れられない 「推し活」と「キャラ化」で失われたもの
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