
森岡毅 必勝の法則 逆境を突破する異能集団「刀」の実像
中山 玲子
日経BPマーケティング / 202412
累計読者数21
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star総合評価 59/100
start序盤集中型
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この本について
売り場づくりでも企画でも、頑張っているのに成果が伸びない時ってありますよね。自分のセンスが悪いのか、そもそも戦い方を間違えているのか…と頭の中がモヤっとするあの感じ、僕もよくあります。 この本を読んで感じたのは、「自分が見えていなかった前提」を静かにひっくり返してくれるところでした。例えば、売れない理由を根性や宣伝量のせいにしがちだけど、刀が言う“バリア”の視点で考えると、そもそも「消費者が信じていない」だけかもしれない。そこに気づくだけで、手を入れる場所がだいぶ変わります。また、成熟しきった市場にも“ど真ん中が空いている”ことがあるという話は、日々の企画会議の発想をいい意味で崩してくれます。機能や新しさを積み上げてきたつもりでも、本質から離れていたかもしれない、と。 さらに印象的だったのは、クリエイティブ・ブリーフの話です。作り手に「こっちにボールを飛ばせば刺さる」と方向性を示した上で、任せきる。その信頼関係が、実際のアウトプットを変えていく。自分のチームにもこういう軸がほしいなと素直に思いました。 大きな会社に勝つ“裏技”が書いてあるわけではありません。ただ、限られたリソースで戦う自分たちでも、前提と考え方を変えればまだできることがある。そう思わせてくれる一冊です。既存のやり方に違和感を持ちながら働いている人には特に刺さると思います。
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