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建設ビジネス

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高木健次

クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2025-01-24

累計読者数5
平均ハイライト数 27.8件/人
推定読了時間 約4時間22分
star総合評価 65/100
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この本について

建設業界のニュースを見ていると、「何が本質的な問題なのか」がいつも霧の中にあるような気がします。人手不足と言われても、離職が多いのか採用が難しいのかすら曖昧だったり、元請けが倒産して下にしわ寄せが来る構造も、結局なぜそうなるのかがわかりにくい。僕自身、断片的な話ばかり聞いて全体像がつかめず、ずっとモヤモヤしたまま仕事をしてきました。 『建設ビジネス』は、そのあたりの「なぜそうなっているのか」を静かに分解してくれる本でした。たとえば、建設投資が減る中で会社数だけが増えた理由が労働基準法や社会保険の“逃れ方”にあった話は、業界の価格競争の背景を一気につながりで理解できるきっかけになります。職人の人材紹介が禁止されている理由も、昔の労災リスクや季節労働の事情まで遡って説明されていて、単なる制度の文句ではなく「こういう経緯があったから今がある」と腑に落ちる感覚がありました。 もう一つ、この本が助けてくれるのは“業界のリアルな働き方”の見え方が変わるところです。離職率は実は全産業より低いこと、年収がこの10年で上がった理由が転職の流れと都市部の再編にあること、女性の平均年収が男性とほぼ同じ水準であることなど、イメージだけではたどり着けない事実が細かく積み上がっています。制度の歪みも含めて、現場で起きていることを公平に見えるようにしてくれる本、という感じです。 建設に関わっている人はもちろん、「業界の仕組みがよくわからないまま関係者と会話している気がする」という方に刺さると思います。僕も読みながら、断片だった知識がようやく一本の線になりました。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

ここ10年の建設業界の変貌ぶりをわかりやすく解説! ・市場規模が2011年以降増加を続けている成長産業 ・若者、特に女性の従業者数が増えている ・大工YouTuberのチャンネル登録者数が106万人!? 建設業界は、土木、非住宅、住宅、改修・解体と分野が多岐にわたり、私たちの生活において欠かせない仕事ですが、普通に生活していても意外に業界のことを知る機会はありません。 本書では、日本の職人技術がどれだけ世界に注目されているか、ドローンや3Dプリンタ・重機の遠隔操作などのテクノロジーの進化、業界で働く人の給料の傾向、採用や人材育成、働き方の変化など、業界の今がわかる内容をわかりやすく解説しています。 また、大手企業から地場の工務店、女性重機オペレーター、大工YouTuberなどなど、幅広く現場のリアルな声を集めたインタビューは、業界のことをあまり知らない方はもちろん、現在業界で働いている方にももっと業界を知ることのできる内容になっています。 発行:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
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