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「働けない」をとことん考えてみた。

「働けない」をとことん考えてみた。

栗田隆子

平凡社 / 2025-02-14

累計読者数4
平均ハイライト数 9.3件/人
推定読了時間 約2時間2分
star総合評価 47/100
menu_book精読型
check_circle推定完走率 24%

この本について

働くことに関して、人に言いにくいモヤモヤってありますよね。自分だけ体力が足りない気がしたり、週5フルタイムが「普通」と言われるたびに、どこか急かされている感じがしたり。働けない理由を説明できないと、怠けていると思われるんじゃないか…みたいな不安も、僕自身ずっと抱えてきました。 栗田隆子さんの『「働けない」をとことん考えてみた。』は、そのモヤモヤを“あなた個人の問題”に回収しないのが大きいです。たとえば、ゆっくりした人がスピード重視の現場に入るといじめの標的になりやすい構造や、生理休暇が制度として残っているのにほぼ使われない空気感。あるいは「マジョリティの詰め合わせ」が正社員のモデルになっている現実。こういう背景を知るだけで、自分のつらさの輪郭が少し変わります。 もう一つありがたかったのは、「社会から外れる」ことを一枚岩に扱わず、そこで生まれる違和感や生きづらさを、無理に希望へまとめない姿勢です。「怠けている」という言葉の裏にある怒りや、「せめて文句を言われない生き方をしたい」という願いも丁寧に拾ってくれます。読みながら、自分の弱さを説明しなくてもいい感じがしました。 働くしんどさを“自分の根性不足”で片づけたくない人に、とても静かに刺さる本だと思います。

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書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more

出版社による紹介

非正規雇用、賃金格差、病や障害、ハラスメント──ロスジェネ世代の著者が〈働けない〉側から日本の労働を考えるエッセイ集。
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