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テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本)

テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン) (集英社学芸単行本)

ヤニス・バルファキス, 斎藤幸平, and 関美和

累計読者数21
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star総合評価 64/100
start序盤集中型
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この本について

最近、自分の働き方やネットとの距離感が「なんだか奪われてるな」と感じる瞬間が増えてきました。効率よく仕事しているつもりでも、気づけば評価軸ごとプラットフォームに握られていたり、発信すら“自分の意思”なのか怪しくなるときがあるんですよね。そこでこの本を読んだとき、霧が晴れるような感覚がありました。ああ、自分が戸惑っていたのは個人の問題じゃなくて、構造の変化そのものだったんだ、と。 特に刺さったのは、市場がプラットフォーム型の「封建領地」に置き換わり、そこで生まれるレントが新しい支配の形になっているという話でした。普段なんとなく感じていた“見えない場所代”の正体が言語化されるだけで、仕事の戦い方を考え直すきっかけになります。また、資本主義が欲望を「作ること」まで役割にしていたという指摘も、自分がなぜ疲れるのかを理解する助けになりました。経験や気遣いのような商品化できない部分が価値の源泉になっているという視点も、働き方を一段深いところから見直せます。 テック企業の話にとどまらず、日々の労働や承認欲求、SNSでのふるまいまでつながってくるので、読んだあとは世界の見え方がゆっくり変わります。大げさな解決策を与えてくれる本ではありませんが、「自分の感覚は間違ってなかった」と思わせてくれる一冊でした。 いまの経済の空気にどこか居心地の悪さを感じている人には、特に刺さると思います。

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